ハルク・ホーガン、性行為動画流出で７９億円訴訟 日本でも人気を博した米プロレスラーのハルク・ホーガン（５９）が１５日、ベッド上でのセックスシーンを盗撮され、録画テープをインターネットのサイト上に公開されたとして、１億ドル（約７９億円）の損害賠償を求める訴訟を起こしたことを明らかにした。“流出テープ”は、ホーガンが女性と絡み合っている生々しい内容。公開したゴシップサイトと、盗撮に関与したとされる女性側を訴えている。 ６０歳を前に、ベッドの上で異名通りの“超人”ぶりを発揮している様子を暴露されたホーガンが、大型訴訟に踏み切った。 問題の盗撮セックステープは数か月前に撮られたとされる。ゴシップサイトの「ゴーカー・ドット・コム」が入手し、今月初めに約３０分間のうちの１分４０秒ほどをサイト上で公開した。女性を体の上に乗せて“合体”し、腰を動かすホーガンの姿がとらえられた映像など、公開された一部分だけ

オルフェーヴル５頭立ての５番枠…フォワ賞枠順決定 ５番枠に決まったオルフェーヴル。折り合いがカギだ 【シャンティイ（フランス）１４日】凱旋門賞の前哨戦、フォワ賞（１６日、仏ロンシャン競馬場・芝２４００メートル）の枠順が決まった。日本から参戦するオルフェーヴル（牡４歳、栗東・池江厩舎）は、５番ゲートからの出走に。５頭という少頭数でスローペースが予想されるだけに、初騎乗となるスミヨンの手綱さばきが見ものだ。 日本ではあまり見ることのない５頭立てだが、予想通りの少頭数に、池江調教師は冷静だった。「かなりスローになると思うので、その辺り（折り合い）がカギになると思う」。多頭数の激戦となる凱旋門賞本番とは異質な展開が予想される。ただ、トレーナーは別の視点で前哨戦を見ている。それはスミヨンとのコンタクトだ。 「調教ではうまく折り合っていたので、スミヨンは自信満々だけど、決して乗りやすい馬じゃないと思い

長谷川騎手が現役引退　調教師目指す 長谷川浩大騎手（２８）＝栗東・フリー＝が２０日付で現役を引退することが、５日に分かった。 同騎手は、０３年３月１日に阪神でデビュー。マイネサマンサで初騎乗Ｖを果たすなど、新人最多の２８勝を挙げて関西放送記者クラブ賞を受賞した。その後も、コンスタントに３０勝前後をマークしていたが、０９年から勝ち星が落ち込み、昨年は１２勝。今年は、先週までに６勝を挙げるにとどまっていた。 「現状だと、自分の中で、プロとしては意味をなさないという思いがあり、区切りをつけることを決めました」と同騎手。５日現在、ＪＲＡ通算３９７４戦２１３勝。重賞は、０４年福島記念（セフティーエンペラ）、０５年フェアリーＳ、０６年報知杯ＦＲ（ダイワパッション）を勝っている。 今後は、２１日付で、フリーになる前に所属していた栗東・中村厩舎の助手となる予定。「馬を扱う勉強と並行して、調教師の勉強もして

役所広司「山本五十六」がＤＶＤ大ヒット Tweet 俳優の役所広司（５６）主演で昨年末に公開された映画「聯合艦隊司令長官　山本五十六―太平洋戦争７０年目の真実―」（成島出監督）のＤＶＤとブルーレイが先月１３日に発売され、戦争作品としては驚異的な売り上げを見せている。 発売から約１か月でレンタル用が２万枚、セル用が５万枚の計７万枚を出荷。とりわけ、セルの愛蔵版が通常版の約２倍の価格ながら、ＤＶＤとブルーレイ合わせて１万４０００枚と数字を伸ばしている。愛蔵版は作品の原作・監修を務めた作家・半藤一利氏のロングインタビューやメーキング映像、キャストインタビューなどが４時間にわたり収録された特典ディスク、映画の台本などが付録となっている。 ヒットの要因について、配給した東映の遠藤茂行執行役員企画調整部長は「オールスターキャストのドラマでありながら、歴史をつぶさにたどっていることで、ドキュメンタリー要

マックイーンの娘、乗馬から繁殖へ…奇跡の血が蘇る ステイゴールドの子を受胎し、“お母さん”らしい体つきになってきたミツワオーロラ 昨年の３冠馬オルフェーヴルに、今年の皐月賞馬ゴールドシップ。「父ステイゴールド×母の父メジロマックイーン」の組み合わせから、２年連続でクラシックホースが生まれた。生産界にとっては、まさに黄金の配合。北海道新冠町の大栄牧場（浜口寛社長）は、生産馬で一度は手放したメジロマックイーン産駒のミツワオーロラ（牝１０歳）を探し出し、繁殖として乗馬クラブから買い戻した。ステイゴールドとの種付けも、無事に成功。“奇跡の血”を求めたストーリーが動き出した。 乗馬から繁殖へ。ミツワオーロラは、大きな使命を背負って、生まれ故郷である大栄牧場に帰ってきた。 メジロマックイーンを父に持つ繁殖牝馬にステイゴールドを交配すると、驚くほど高い確率で活躍馬が出現する。浜口寛社長（６３）は、乗馬に

オルフェーヴル、スミヨン騎乗で凱旋門参戦決定！ 日本中央競馬会（ＪＲＡ）の昨年の三冠馬でＧ１・５勝のオルフェーヴルが、フランスの凱旋門賞（１０月７日・ロンシャン競馬場）に参戦することが正式に決まった。管理する池江泰寿調教師が１５日に明らかにした。ベルギー出身のスミヨン騎手が手綱を取る。 オルフェーヴルは６月末の宝塚記念を快勝し、昨年の有馬記念以来のＧ１タイトルを獲得した。その後、今秋の予定についてオーナーサイドらと協議し、世界最高峰レースへの挑戦が決定。宝塚記念の祝勝会が行われた京都市内のホテルで池江調教師は「宝塚記念後もとても元気。勝つつもりで行きます」と話した。

初の豪州海外馬主がＪＲＡに参戦！ ０９年秋から、国外に居住する馬主に開放されたＪＲＡ馬主資格を、オーストラリアの競馬界で活躍するフィル・スライ氏（５２）と、ポール・ファッジ氏（６３）の２人が新たに取得したことが９日、スポーツ報知の取材で分かった。これまで、馬主登録のある本邦外居住者は５人いたが、オーストラリア人は初めて。ＪＲＡからは、５日に認可の連絡を受けた。２人は、９日に北海道苫小牧市のノーザンホースパークで始まったセレクトセール（日本競走馬協会主催）に参加。１歳馬を、合わせて３頭購入した。 ９日朝、フィル・スライ氏は、セレクトセールの開始前にノーザンファーム空港牧場（北海道苫小牧市）の坂路に足を運び、デビューを待つ２歳馬の調教を見学した。「日本の馬主資格を取れたのは、すごくうれしい。いま、肺ガンと闘っているけど、元気だよ」と笑顔を見せた。 スライ氏の視線の先にいたのは、母ミルズウィスパ

落馬の後藤を“心配”で話題のシゲルスダチ、戦列復帰…ＣＢＣ賞 ＮＨＫマイルＣで落馬した後藤（左端）を気遣うシゲルスダチ 第４８回ＣＢＣ賞・Ｇ３（７月１日、中京）に出走するシゲルスダチがネット上で話題を呼んでいる。ＮＨＫマイルＣで転倒し、競走を中止した同馬だが、その後は馬場で動けぬ後藤騎手の周りを歩き、気遣うようなしぐさを見せた。このシーンがファンの心を打った。心優しき３歳馬はアクシデントにも負けず、戦列に復帰。切れ味豊かな末脚で古馬に立ち向かう。 勝って感動の嵐を呼び起こす。ＮＨＫマイルＣで大きな不利を受け、落馬したシゲルスダチ。その後にとった行動が反響を呼んだ。競走馬は転倒した後でも本能でレースに参加しようとすることが多いが、倒れて動けない後藤騎手の周りをゆっくりと歩いていた。「落馬をした後藤のそばに寄って行って、心配するかのような、そぶりを見せていた。平成のキーストンだね」。日本競馬史

中山馬主協会がＪＲＡに「抗議」も、不服申し立て小島師を支援 中山馬主協会は１８日、１０日の東京競馬第８レースに出走したランパスインベガス（３着）が受けた走行妨害について不服申し立てを行い、棄却された小島茂之調教師（４４）＝美浦＝と、同馬のオーナーである西見徹也氏から事情を聞いた。西見氏は、同協会に所属しており、協会からも、ＪＲＡに明確な説明を求めていく方針だ。 西見氏は「今回の件は、調教師、ジョッキー、ファンなど、９０％以上が被害者。馬主としても、今後同じことが起きた場合に、大事な所有馬が、けがや精神的なダメージを受けると困ってしまう。フェアな立場で勝負したい」と思いを述べた。また、小島師は「競馬がだめにならないように、立ち上がらなければいけない。馬主協会が支援してくれるのは頼もしい」と話した。 問題のレースは、内田が騎乗して１位で入線したファイナルフォームが、決勝線手前で急に外側へ斜行。

後藤の復帰は夏以降 ６日のＮＨＫマイルＣでシゲルスダチに騎乗した際に落馬し、頚椎（けいつい）に軽いヒビが入っていることが判明した後藤浩輝騎手（３８）＝美浦・フリー＝は、完治まで１か月程度を要すると診断された。このため、春開催での復帰は見送る見込み。既にトレーニングは開始しており、夏のローカル開催で復帰する可能性が高い。

橋下氏「一度経験するのも必要」電力使用制限令を容認 橋下徹大阪市長は１４日、関西電力管内で今夏、厳しい電力不足が想定されていることに絡み「次世代のためにも電力使用制限令を一度認識、経験するのも必要かなと思う」と述べ、政府による制限令発動を容認する考えを示した。 理由について「電力や、需給関係がどういうものか、僕らの世代が身に染みて感じ、新しい電力供給態勢を考える上でも必要だ」と説明。「歯を食いしばって電力制限令などを我慢してもいいのではないか」と繰り返し強調した。 同時に電力融通などの観点から、関電管内以外でも全国的に節電や省エネに取り組む必要があると指摘。「関西だけでなく、日本全体の電力供給体制の問題。関西も自分たちで十分にやるが、関西の危機を日本の危機と捉えてもらいたい」と協力を呼び掛けた。 この日の府市統合本部の会議後、記者団の質問に答えた。

岡部さんら８人「花の１５期生」集まった…福永洋一記念 騎手時代の同期と記念撮影を行う福永洋一さん（前列中央）と祐一（後列左から４人目。前列左は岡部さん、同右は柴田人師、後列左から２人目は伊藤正師） 高知が生んだ天才ジョッキー、福永洋一さんの功績をたたえる「第３回福永洋一記念」が７日、高知競馬場で行われた。今年は、岡部幸雄さんや伊藤正徳、柴田政人の両調教師など、洋一さんの騎手時代の同期が駆けつけてトークショーを行い、思い出を語った。 岡部がいる。柴田人がいる。伊藤正がいる―。ダービージョッキー３人を含む「花の１５期生」７人が、福永洋一記念のレースの表彰式後のステージで、洋一さんと息子の祐一騎手を囲んだ。高知に集結した豪華な顔ぶれ。オールドファンは、伝説の騎手に熱い視線を送った。 現役時代から継続している同期会だが、これだけのメンバーが集まるのは、実に１０年ぶり。祐一騎手は「同期の方が来てくれ

後藤が落馬、頚椎骨折…ＮＨＫマイルＣ ◆第１７回ＮＨＫマイルＣ・Ｇ１（６日・芝１６００メートル、東京競馬場、良）　前哨戦のニュージーランドＴを勝ち、１番人気に推されたカレンブラックヒルが、絶妙のペースで逃げ切って勝利。管理する平田調教師、騎乗した秋山ともに念願のＧ１初制覇を果たした。２着は３番人気のアルフレード。３着には１５番人気のクラレントが入り、３連単は２６万２５８０円と波乱の決着。２番人気のマウントシャスタは、直線で斜行。シゲルスダチ（落馬）の進路を妨害したため、失格となった。 ＮＨＫマイルＣでシゲルスダチに騎乗した後藤浩輝騎手（３８）＝美浦・フリー＝は、最後の直線でマウントシャスタが急に内側に斜行したため落馬した。首をギプスで固定して向かった病院で検査した結果、頸椎（けいつい）の骨折と診断された。次週のヴィクトリアＭで騎乗予定だったアニメイトバイオは乗り替わる模様。馬に異常はなかっ

３９歳・准看護師の男逮捕…３６歳・同僚男性につきまとい 栃木県警真岡署は２８日、同僚男性に「お前の子種、植えさせろ」などのメールを送って付きまとったとして、ストーカー規制法違反の疑いで宇都宮市の准看護師・吉沼朋久容疑者（３９）を逮捕した。 真岡署によると、吉沼容疑者の逮捕容疑は、昨年１１月上旬から今月上旬まで、同じ病院で働く看護学生の男性（３６）の携帯電話に男性同士の裸の写真やストーカー的文言を書いたメールを１４回送信し、つきまとった疑い。 吉沼容疑者は、数年前に同じ部署になった被害者男性に対し、食事に誘ったり、バレンタインデーにチョコレートを贈るなどの行為を行っていた。昨年１月に男性が上司に相談し、別の部署に移ってから被害は収まっていたが、昨年１１月に再燃した。 今度は外国人の男性同士が性行為を行ったり、男性器そのものの写真などが添付された計１４通のメールを送付。当初の文面は「愛してるん

村山師立てた！テスタ“抹茶”…フェブラリーＳ祝勝会 報道陣にお茶を振る舞いながら喜びを語った村山調教師 フェブラリーＳを制したテスタマッタ フェブラリーＳを快勝したテスタマッタ（牡６歳、栗東・村山厩舎）は一夜明けた２０日、栗東トレセンで元気な姿を見せた。村山調教師は、報道陣に自ら立てたお茶を振る舞う即席の「お茶会」で、厩舎初のＪＲＡ・Ｇ１タイトルを手にした喜びをあらためて語った。 テスタ“抹茶”―。孝行息子の馬名をもじったわけではないが、競馬学校時代に習い、修了書まで持つお点前を披露し、祝杯。「今まで悔しいレースが続いていた。前がやりあってくれればと思ったが、あんなにうまく行くとは思わなかった」と笑顔で振り返った。 新砂王はこの日、深夜１時に栗東トレセンへ到着。「レースのダメージはあるけど大丈夫。ドバイ次第になるが、（ノーザンファーム）しがらきで少しゆっくりさせたい」とトレーナー。今後は予

中京競馬場が変わった！長い直線＆急坂 新装・中京競馬場のペガサススタンドをバックに試走会が行われた ３月３日にグランドオープンする中京競馬場で１４日、ジョッキー騎乗による試走会が行われ、関係者にお披露目された。総工費約１７３億円、２年をかけて新装された馬場は、かつての小回りコースから一新。ひと回り大きくなり、各ジョッキーから「乗りやすい」という声が上がった。芝の直線には、西日本一となる高低差２メートルの坂が設置され、ゴール前での“逆転”のドラマが増えそうだ。 新装なった中京競馬場に、トップジョッキーが集結した。芝コースの１周は従来から１０５・９メートル延び、１７０５・９メートル。直線は９８・７メートル延びて４１２・５メートルと、西日本では阪神外回りに次ぐ長さに生まれ変わった。試走会に騎乗したジョッキーは口々に「大きくなってコーナーがゆったりして、乗りやすい」と絶賛した。 芝コースの売りは、

ドナウブルーで決めた！Ｃデムーロ外国人最年少重賞Ｖ…京都牝馬Ｓ ドナウブルーにキスをするＣ・デムーロ 素質の違いを見せつけたドナウブルー 喜びを分かち合うＣ・デムーロ（右）と石坂調教師 ◆第４７回京都牝馬Ｓ・Ｇ３（２９日・芝１６００メートル、京都競馬場、良）　１０００万クラスを卒業したばかりのドナウブルーが、直線で鮮やかに抜け出して重賞初制覇を果たした。鞍上のクリスチャン・デムーロは、ＪＲＡ重賞初勝利。１９歳６か月２１日での優勝で、オリビエ・ペリエが持つ、外国人騎手最年少重賞Ｖ記録を更新した。２着は、昨年の覇者で１番人気に推されたショウリュウムーン。３着は、アスカトップレディだった。 若きリーディングジョッキーが、存在感を見せつけた。４コーナー手前。馬群の中でじっと脚をためていたドナウブルーが動いた。少しずつポジションを上げて、馬場の真ん中へ。Ｃ・デムーロの激しいアクションに応えて、力強く

初音ミク、“日本人歌手”史上最多の世界２１７か国配信 Tweet バーチャル・シンガーの初音ミクが歌う「Ｔｅｌｌ　Ｙｏｕｒ　Ｗｏｒｌｄ」が“日本人歌手”史上最多となる世界２１７か国で２５日から配信されることになった。 同曲は今月１８日から「ｌｉｖｅｔｕｎｅ　ｆｅａｔ．初音ミク」名義で、日本などで先行配信。発売以降、ｉＴｕｎｅｓランキングでＡＫＢ４８らを抑え、「初音ミク」として初の首位を獲得した。昨年１２月からレディー・ガガらに続き「Ｇｏｏｇｌｅ　Ｃｈｒｏｍｅ」のＣＭ曲に使用され、動画サイト「Ｙｏｕ　Ｔｕｂｅ」では世界各国から２００万回以上の再生回数を記録している。 初音ミクは女性の声を使って自由に曲を歌わせることができる音楽ソフト。同曲はＣＤ化され、３月１４日発売のミニアルバム「Ｔｅｌｌ　Ｙｏｕｒ　Ｗｏｒｌｄ　ＥＰ」に収録される。

シンコウラブリイ死す…９３年マイルＣＳ制覇 ９３年のマイルＣＳで勝利。藤沢和調教師初のＧ１勝ちとなった ９３年マイルＣＳの優勝馬シンコウラブリイ（牝２２歳）が５日、けい養されていた北海道門別町のシンコーファームで蹄葉炎のため死んだ。 今年５月、１２番目の子となるディープスカイ産駒の牝馬の出産を最後に繁殖生活を引退した同馬は、先月から歩行が困難な状態になっていたという。同ファームの井ノ上忠宏さんは「苦しむことなく最期を迎えたことが何より。現役時代からのファンが多く、引退後も、誕生日には花が届くほど愛された幸せな馬でした。応援していただいたファンの皆様にお礼を申し上げます」と話した。 現役時は、美浦・藤沢和雄厩舎に所属。９１年１１月にデビューし、９２年６月のニュージーランドＴ４歳Ｓで重賞初勝利を挙げた。９３年秋、さらに大きな飛躍を遂げ、毎日王冠、スワンＳを制して臨んだマイルＣＳを１番人気に応え