著者プロフィール: 増沢隆太(ますざわ・りゅうた) RMロンドンパートナーズ(株式会社RML慶文堂)代表取締役。東京工業大学特任教授、コミュニケーション戦略家。人事コンサルタント兼大学キャリア教官兼心理カウンセラーで、東工大大学院では「コミュニケーション演習」の授業を行っているほか、企業では人材にも「戦略性」を重視する功利主義的アクティビティを提唱している。 就活では「エントリーシート(ES)まで進むのに、なぜか面接で全滅する」「面接はいい感じで進んだのに落ちた」といった話をよく聞きます。特に前者はいわゆる有名大学・高偏差値大学の学生から多く聞かれる声です。私はキャリアの講義やセミナーでいつも説明していますが、就職活動とは、会社側から見れば「採用活動」という事業の一環です。これがヒントになります。 「ESまでうまく進んだ」「面接も良い感じだった」というのはあくまで学生側から見た感触。しかし
