英ロンドンのO2アリーナに展示されたティラノサウルス・レックスの実物大の模型(2009年3月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/Adrian Dennis 【10月14日 AFP】恐竜の卵殻を化学的に分析する最新手法を用いて、これら絶滅した爬虫(はちゅう)類の体温を「測定」することに成功したとする研究結果が13日、発表された。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された研究論文は、恐竜は恒温動物でも変温動物でもなく、両者の中間に位置付けられる存在だったとする他の研究チームによる最近の研究を裏付けるものとなった。今回の研究ではまた、恐竜の種によって体温に差があったことも分かった。 論文主執筆者の米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California Los Angeles、UCLA)のロバート・イーグル(