旧地名の調べ方!地名に隠された由来旧地名の調べ方をご存知でしょうか。旧地名の字(あざ)には、災害を回避するための情報が含まれています。そのあらましとともに、昔の地名や不吉な地名の由来を調べるためにはどうすればよいのかを知っておきましょう。 旧地名の調べ方!地名に隠された由来 市兵衛町、今井町、榎坂町、材木町、箪笥町、仲ノ町、日ケ窪町、三河台町、宮村町、竜土町と聞いて、みなさんはどこをイメージしますか? これに鳥居坂町、霞町、飯倉片町を加えれば、連想のはたらく人も多いでしょう。さらに、六本木町を加えれば間違いないですね。これらはどれも現在の東京都港区六本木一丁目から七丁目にあった旧地名(当時は麻布区)です。 昔の地名を調べてみると、明治維新以降にさまざまな変遷を辿っていることがわかります。東京では、明治2年の「番組制」、明治4年の「大区小区制」、明治6年の大区小区の改編とめまぐるしい改正を経