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ブックマーク / park.saitama-u.ac.jp/~yanagisawa (1)

  • 古代ギリシャの経済思想(2004年度経済学史)

    経済学の語源 「economy」という英語の語源はギリシャ語「オイコノミア」である。 この言葉は、クセノフォン(BC.430-354ごろ)が用いたことで知られる。 この言葉は 「家」を意味する oikos と、「法律・法則」を意味する nomos を合成したものである。つまり、自分の家産をいかに管理するか、というのがオイコノミアの原義であり、日語では「家政」という言葉が最も近いように思われる。アリストテレスの引用などから分かるように、「家政」の延長としてポリス経済を把握していたのである。 さて、経済学とは何であるのか?このことを考えるために、ヨーロッパの思想的源流とされている紀元前3,4世紀ごろのギリシャにまで遡って、経済への問いの起源を探ってみたい。とはいえ、ここで登場する「経済学」は、今日の経済学とはかなり異質なものである。今日の経済学の特質を理解するために、経済学ならざる「経済学

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