20~40代のビジネスマンであれば、ピタッとした細身のスーツを低価格で扱うツープライススーツを、誰でも一度は利用したことがあるのではないでしょうか? ’00年頃に登場した「THE SUIT COMPANY(青山商事)」、「P.S.FA(はるやま商事)、「SUIT SELECT(コナカ)」、「ORIHICA(AOKIホールディングス)」、「The @ SUPER SUITS STORE(現在はONLYに名称変更)」は、ツープライススーツ大手5社と呼ばれています。 オープン当初こそ洋服の青山、コナカ、はるやま、AOKIなど、紳士服量販各社の若者向けブランドという位置付けでしたが、およそ18年の歳月を経て、各ブランドはまったく別物に見えるようになりました。 クールビズ導入から働き方改革まで、ビジネスファッションのカジュアル化が進むなか、ツープライススーツはそれぞれ独自路線を歩んでいたのです。 の