武装勢力間の戦闘で被害を受けたリビアの首都トリポリ(Tripoli)の国際空港の旅客ターミナル(2014年7月17日撮影、資料写真)。(c)AFP 【7月19日 AFP】リビアの首都トリポリ(Tripoli)の国際空港の支配をめぐり争う2つの武装勢力が18日、停戦合意のわずか数時間後に戦闘を再開した。空港当局者と複数の目撃者が明らかにした。 空港警備関係者はAFPに対し、空港は再び迫撃砲で攻撃され警備施設が被弾したが死傷者はなく、警備隊は反撃したと語ったがそれ以上の詳細は明らかにしなかった。 同国際空港はロケット弾で航空機と主要ターミナルビルに損害が出ており、13日から閉鎖されている。当局者らは、閉鎖が数か月間続く恐れがあると警告している。 衝突は、リビア西部のミスラタ(Misrata)のイスラム武装集団が、過去3年間同空港を支配していた同じく西部のジンタン(Zintan)の反イスラム武装