NTTドコモの公式Xアカウントより オープンな仕様に基づき複数の異なるベンダーのハードウェアから構成される無線ネットワークシステム「Open RAN」。同分野で先行するのがNTTドコモと楽天グループ(G)だが、NTTドコモが楽天Gと協力関係を構築することに言及したとして注目されている。 今、IT分野でAI(人工知能)とともに最もホットなテーマの一つとなっている「Open RAN」。通信事業者をはじめとする企業が無線ネットワークを構築する際、複数の異なるベンダーのハードウェアを使うことによりフレキシブルにシステムを構築することができ、またロックインと呼ばれる単一の提供ベンダーによる囲い込みの問題を解消することでコスト削減につながるとされる。 カギとなるのが共通仕様の整備だ。2018年、共通仕様を策定する「O-RAN Alliance」がNTTドコモやAT&T、ドイツテレコムなどによって設立。