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2009年10月30日のブックマーク (17件)

  • クラウド時代におけるシステム部門との正しい付き合い方

    クラウド・コンピューティングを語る際に、詳細に検討していなかったことについて考えてみる。ユーザー企業の情報システム部門のことだ。ITベンダーが何らかのシステムをサービスとして提供するわけだから、単純に言えばシステム部門はスルーできる。さらに安易に考えれば、システム部門不要論となる。だが、当にそうか。ITベンダーとしては、ここをよく見切っておかなければならない。 おそらくシステム部門は今後、ITベンダーと同様、サービス・プロバイダへの道を気で模索することが必要になる。以前も「システム部門は利用部門に対するソリューション・プロバイダにならなければいけない」と書いたことがあるが、クラウド時代にはサービス・プロバイダといったほうが分かりやすいだろう。サービスとしてのソリューション、ソリューションとしてサービスを利用部門に対して提供するわけで、これはITベンダーが目指す方向と変わりはない。 クラ

    クラウド時代におけるシステム部門との正しい付き合い方
  • [ITpro EXPO 2009]普及が進む仮想化技術,今後のカギは運用管理面---日経SYSTEMS干場編集委員

    ITpro EXPO 2009]普及が進む仮想化技術,今後のカギは運用管理面---日経SYSTEMS干場編集委員 「仮想化技術は,ニーズに応じたシステム構成を短時間でとれるのが最大の利点であり,今後も適用範囲を拡大していく。半面,普及に伴い運用管理とバックアップが課題となってくる」――。2009年10月28日から東京ビッグサイトで開催しているITpro EXPO 2009展示会において,日経SYSTEMSの干場一彦編集委員が「普及が進む仮想化技術とその活用法」と題する講演を行った。講演の骨子を紹介する。 仮想化の対象は,サーバーに限らず,ネットワークやストレージ,デスクトップなどにも適用範囲が広がっている。例えば,ネットワークの仮想化では,部署ごとに別々のポリシーの論理ネットワークを構成できる。また,ストレージの仮想化では,複数の物理ドライブをまとめて巨大な論理ドライブを構築できる。デス

    [ITpro EXPO 2009]普及が進む仮想化技術,今後のカギは運用管理面---日経SYSTEMS干場編集委員
  • [ITpro EXPO 2009]「持つか持たざるかの選択」---日経コンピュータ木村副編集長がクラウドへの投資を語る

    東京ビッグサイトで開催中のITpro EXPO 2009展示会では,旬のテーマごとにパビリオンを設置。その1つ「クラウド・コンピューティング パビリオン&SaaS Showcase」内のシアターにおいて10月28日,日経コンピュータの木村岳史副編集長が「クラウド時代のIT投資を考える」と題した講演を実施した(写真)。 木村副編集長は,クラウドがIT業界の大きな潮流でパラダイム・シフトであることをまず認めながら,決して新しい概念ではなくベンダーや通信業者などから何度も出てきている概念の一環と指摘する。それが,仮想化など技術の進歩により,ようやく現実になってきたものというとらえ方だ。 その一方,「便利な言葉で,なんでもかんでもクラウド」にしていることを危惧。クラウドとして扱うための条件として,コスト削減とスケーラビリティの2つを挙げた。その上で,クラウドのタイプを分類した。 コンシューマ向けク

    [ITpro EXPO 2009]「持つか持たざるかの選択」---日経コンピュータ木村副編集長がクラウドへの投資を語る
  • [ITpro EXPO 2009]グリーンITユーザーアワードを発表,グランプリは三井不動産レジデンシャル

    「審査のポイントは大きく分けて3つ。業であるビジネスの成長のためにITを活用していること,クライアント(商品やサービスのユーザー)を広く巻き込んだ取り組みであること,そしてCO2削減効果を見える化していることだ」。そのうえで安井氏は,「三井不動産レジデンシャルの取り組みはこの3つの要件をほぼ満足しており,家庭のエネルギー消費削減の今後のあるべき方向性を示している」。 準グランプリを獲得したのは,スペースフィッシュ(写真3)。衛星の観測データを基にカツオ,サンマ,マグロなどの漁場を予測し,インターネットや衛星通信を使って情報を配信するサービスを提供する会社だ。漁業の効率化と共に,燃料消費に伴うCO2排出削減を実現した点が評価された。 この上位2つの賞のほか,特別賞2件,プロジェクト賞とアイデア賞が各1件選出された。

    [ITpro EXPO 2009]グリーンITユーザーアワードを発表,グランプリは三井不動産レジデンシャル
  • [ITpro EXPO 2009]仮想サーバーが基幹系システムを支えるための条件---日経コンピュータ森山副編集長

    日経コンピュータの森山徹副編集長が,2009年10月28日から東京ビッグサイトで開催しているITpro EXPO 2009で仮想化技術の現状と今後について講演し,仮想サーバーが基幹系システムを支えるようになるために必要な条件などについて語った。 森山副編集長は講演の冒頭で,仮想化技術がさまざまな分野で利用されている現状について触れた後,仮想サーバーに的を絞って講演を進めた。森山副編集長によると,仮想サーバーが基幹系システムで利用されるようになるための条件は2つ。1つは仮想マシン上でのアプリケーションの動作保証,もう1つは信頼性・可用性を高めることであるという。 アプリケーションの動作保証については,3つのレベルに分けて考えるとよいという。レベル1は「サポート対象外」で,これは最も低いレベルである。具体的には,仮想化環境での利用はアプリケーション・ベンダーのサポート対象外で,仮想化環境上の動

    [ITpro EXPO 2009]仮想サーバーが基幹系システムを支えるための条件---日経コンピュータ森山副編集長
  • [ITpro EXPO 2009]サーバー仮想化,4つの落とし穴と対策を披露---日経SYSTEMS中山記者

    ITpro EXPO 2009]サーバー仮想化,4つの落とし穴と対策を披露---日経SYSTEMS中山記者 東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2009」会場で,日経SYSTEMSの中山秀夫記者は「サーバーを仮想化すると,管理する物理サーバーの数が減るので運用は楽になると言われる。だが,現実はそううまくはいかない」と講演し,ユーザー取材で分かった4つの問題点とその対策を示した。 第1の問題は,物理サーバーの負荷を平準化するための仮想化マシンの再配置をどうするかである。「多くの仮想マシンを1台の物理サーバーに詰め込めばコスト削減効果は大きい。しかしリソースの余裕が小さくなり,ちょっとした負荷のピークにも耐えられなくなる」(中山記者)。 二つめは,障害発生時の原因切り分けの難しさ。「仮想マシンがどの物理サーバーで動作しているのかが把握にくいので,影響範囲がすぐに特定できない」(

    [ITpro EXPO 2009]サーバー仮想化,4つの落とし穴と対策を披露---日経SYSTEMS中山記者
  • [ITpro EXPO 2009]社内システムとクラウドを組み合わせるプロデューサーになれ---アクセンチュア程社長

    東京ビッグサイト(東京都江東区)で10月28日に始まった「ITpro EXPO 2009」で,アクセンチュアの程近智代表取締役社長が「2010年への準備:次の10年に重要なIT視点」と題して講演した。今後10年に重要になると見られる七つの視点を踏まえたうえで,「企業のIT部門は今後,自社運用するIT基盤とクラウドなど外部のITサービスを柔軟に組み合わせて提供するプロデューサーになるべきだ」と主張した。 500人収容の会場が満席になるなかで,程社長はまず,今から10年前の1999年前後にIT業界でどのようなトレンドが生まれたかを整理してみせた。例えば,米国では米アマゾンや米グーグルなどが誕生し,国内ではNTTドコモが「iモード」のサービスを開始した時期である。これら,現在では不可欠になっている企業やサービスの登場が10年前だったことが象徴するように,「今後のIT戦略を定めるうえでは,10年単

    [ITpro EXPO 2009]社内システムとクラウドを組み合わせるプロデューサーになれ---アクセンチュア程社長
  • Dell 公式サイト (Dell Japan) | Dell 日本

    Dell 公式サイト (Dell Japan) | Dell 日本
  • [ITpro EXPO 2009]「クラウドは選択と集中の手段」---国立情報学研究所の佐藤一郎教授

    「企業情報システムのうち,他社と共通の処理はクラウド・コンピューティング上に移行する。残った,自社のコアとなる独自処理だけを自社システムで運用するとよい」――。10月28~30日に東京ビッグサイトで開催しているイベント「ITpro EXPO 2009」のクラウド・コンピューティングSpeical基調講演に登壇した国立情報学研究所の佐藤一郎教授は,自社システムとクラウド・コンピューティングを共存させる姿勢が重要になると述べた。 冒頭,「クラウド・コンピューティングはテレビのニュース番組で取り上げられるなど,関心が急速に高まっている」と話した。ただし,言葉の定義はあいまいで,「ベンダーやインフラ提供者が自社に都合のよいように拡大解釈しているので,注意が必要だ。アプリケーションやサービス提供の枠組みであるSaaS(Software as a Service),プログラムの実行環境を提供するPaa

    [ITpro EXPO 2009]「クラウドは選択と集中の手段」---国立情報学研究所の佐藤一郎教授
    rolo-tomasi-DC
    rolo-tomasi-DC 2009/10/30
    パブリックは「大量のマシンを少人数でオペレーションして管理コストを下げている。単なる大規模データセンターとは異なり,世界各地のデータセンター間で連携を図り,データやアプリを多重化していることに特徴があ
  • [ITpro EXPO 2009]3年後の情報システムの姿は?---ベンダー4社がパネル

    3年後の情報システムの姿はどういうものか,その課題は何か---。「ITpro EXPO 2009」展示会2日目,有力なベンダー4社の論客が集まり,パネルディスカッションを行った(写真)。参加したのは,NTTデータの小林武博氏(システム方式技術ビジネスユニット 第三技術統括部 プラットフォーム技術担当 部長),新日鉄ソリューションズの南悦郎氏(技術部 システム研究開発センター所長),日ユニシスの廣田博美氏(ICTサービス部 サービス商品企画部 部長),野村総合研究所の八木晃二氏(基盤ソリューション事業部 基盤ソリューション事業一部 部長 クラウド事業推進室 主席)の4人。モデレータは日経コンピュータの森山徹副編集長が務めた。 パネルでは,まず森山副編集長が「所有から利用へ」「垂直から水平へ」「分散から統合へ」という,ITプラットフォームを巡る三つのトレンドを提起した。 NTTデータの

    [ITpro EXPO 2009]3年後の情報システムの姿は?---ベンダー4社がパネル
    rolo-tomasi-DC
    rolo-tomasi-DC 2009/10/30
    高速回線を使えないのか,(ローカルIPなど)既存のネットワーク環境を変更せずに済ませられないか,システム移行は問題なくできるのか,WORM(Write Once Read Many)など多様なストレージが使えないのか,
  • [ITpro EXPO 2009]ユーフィット,月額300円からのグループウエアをデモ

    ユーフィットは東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2009」展示会場で,2009年10月15日に発売したSaaS型グループウエア「ナレジオン」(写真)のデモを披露した。「クラウド時代に合ったグループウエアを目指し,2009年1月から開発してきた」と同社のソリューションビジネス事業部ソリューション企画部の林伸哉主査は語る。 ナレジオンはスケジューラ,掲示版,ファイル共有,ワークフローといった一般的なグループウエアの機能に加え,「全社」「チーム」「個人」の3階層に分かれたポータルや全文検索,ポータルの簡易カスタマイズ機能を備える。 登録情報には,キーワードをつけられるので,キーワードによる分類や検索が可能である。また,韓国のSaltlux製の全文検索エンジンを搭載しており,掲示版や登録されたファイルなどの内容を横断的に検索できる。 ポータルに表示する情報のカスタマイズは,ガジェッ

    [ITpro EXPO 2009]ユーフィット,月額300円からのグループウエアをデモ
  • [ITpro EXPO 2009]国内通信事業者がクラウドに向かう訳---日経コミュニケーション滝沢記者 | 情報・通信 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

    ITpro EXPO 2009]国内通信事業者がクラウドに向かう訳---日経コミュニケーション滝沢記者 [画像のクリックで拡大表示] 東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2009」会場で、「日経コミュニケーション」の滝沢泰盛記者(写真)が「国内通信事業者のクラウド戦略」をテーマに講演した。 滝沢記者は、国内通信事業者がクラウド事業に注力する背景として、ネットワークの中抜きが進んでいることを挙げた。「競争によって安い常時接続サービスが急速に普及したことなどから、通信事業者は付加価値を提供することが難しくなった。GoogleAmazonのように、大規模データセンターを構築してサービスを提供したり、あるいはユーザーが使う端末を提供したりする企業しか儲からない構造になっている」と指摘した。 どの通信事業者も、品質への要求水準がより高いクラウド市場を開拓しようとしているという。既存

  • さくらインターネット、GPUサーバーを時間課金で提供開始 | クラウド&データセンター完全ガイド

    データセンターなんでもランキングmonthly(2023年4月) 「4kVA以上が使える」ラック料金ランキング掲載開始!データセンター選択の際にポイントとなる各種指標をランキング形式で紹介

    さくらインターネット、GPUサーバーを時間課金で提供開始 | クラウド&データセンター完全ガイド
  • アズジェントと日本HP、データセンター自動化分野において協業

    セキュリティ及び運用管理ソリューションの提供を主業務とするアズジェントと日ヒューレット・パッカード(以下、日HP)は、日におけるデータセンター自動化の普及を促進し、きたるべきクラウドコンピューティング時代における日企業の競争力向上を支援することを目的に、データセンターの自動化分野において協業することで合意した。 アズジェントは、日HPの提供する運用監視ソフトウェア「HP SiteScope software」を販売するとともに、コンサルティングにおいても、ISMS認証取得、ITILコンサルテーション等のサービスを長年提供してきた。これらの経験から、リソースの把握、最適利用、サーバやネットワークの迅速な構成変更により、コスト削減を実現し、変化に柔軟に対応できるデータセンターを構築するには、自動化が不可欠であると認識。 このような背景のなか、アズジェントと日HPは協業することにより

    アズジェントと日本HP、データセンター自動化分野において協業
  • ブロケード、データセンター・ネットワークを強化する新ソリューション

    ブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社は10月29日、データセンター向けBrocade DCXバックボーン・ファミリを強化するブレード・ソリューションおよびボックス型スイッチソリューションの新製品を国内向けに出荷開始したと発表した。 今回発表した新製品は、Brocade DCX/DCX-4S用SANエクステンション・ブレード「Brocade FX8-24エクステンション・ブレード」、ボックス型のSANエクステンション・スイッチ「Brocade 7800エクステンション・スイッチ」、FCoE(ファイバーチャネル・オーバー・イーサネット)対応ブレード・ソリューション「Brocade FCoE10-24ブレード」、ボックス型スイッチソリューション「Brocade 8000 - 10GbEレイヤ2イーサネットスイッチング機能ライセンス」の4製品。また、中規模企業・部門向けのSAN管理ソフ

  • 日本のIDC事業を“輸出産業”にする、さくら社長 - @IT

    2009/10/29 海外のサーバレンタルビジネスが日市場に一部入り込みつつあるなか、「海外から来るなら弊社にも(海外へ出る)チャンスのはず。こんなチャンスがあるのに、なんで(ほかの事業者は)出ていかないのだろうかと思いますねぇ」。関西弁イントネーションで、ひょうひょうと中長期的な海外進出の展望を語るのは、さくらインターネット代表取締役社長の田中邦裕氏だ。ご存じのように、さくらインターネットはレンタルサーバ事業者の草分け的存在で、現在はホスティング事業とIDC事業が収益の2柱だ。 ここに新たに第3の事業の柱を加えようとしている。サーバ貸しと同時に運用管理の面倒を見る、いわゆるMSP(Managed Service Provider)事業だ。メニューの詳細は未発表だが、これを足がかりとして海外進出が十分可能というのが田中氏の主張だ。“輸入超過”と言われて久しい日IT産業にあって、自分

  • [ITpro EXPO 2009]日東工業がラックの冷却効果を高める「アイルキャッピング」を展示

    東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2009」で、ひときわ目立った製品を展示しているが日東工業だ(写真)。同社はブース内の約4メートル四方のスペースに合計6のラックを向かい合わせで設置し、疑似的なデータセンターを再現している。このスペースに展示している製品が、冷却効果を高める「アイルキャッピング」である。同社がNTTファシリティーズと共同開発した。 データセンターやサーバールームでは、ラック正面の床下から冷やした空気を送り込み、ラック内のサーバーやネットワーク機器などを冷却しながら、ラック背面側の排気口から暖まった空気を排出する構造になっているケースが多い。この構造には、ラックの下方は冷却効果が高いが、ラックの上部はサーバーやネットワーク機器などの放熱が溜まりやすく、冷却効果が低下するという課題があった。そこで利用するのが、日東工業が展示しているアイルキャッピングだ。 アイ

    [ITpro EXPO 2009]日東工業がラックの冷却効果を高める「アイルキャッピング」を展示