子どもの頃から早く大人になりたかった 学生の頃のアルバイト、社会人になってからの仕事、今までほとんど仕事で、苦しいとか嫌だと思ったことがない。 仕事って楽しいと思うし、楽しくする工夫をしてきた。 「仕事は楽しいものだ」という意識が、ボクの中で生まれたのは、たぶん小学生の頃だったと思う。 それは、父親の影響だったのではないかって、大人になってから思った。 ボクは子どもの頃、北海道の釧路にある、炭鉱の住宅で育ちました。 父親が「太平洋炭鉱」の社員だったからです。 海沿いに広がる、周囲何キロにもわたる、広大な土地に、炭鉱の従業員が住んでいる町です。 だから友達はほとんど、炭鉱の息子たちばかりです。 友達のお父さんたちは、みんな夕方になると、真っ黒な顔で帰ってきます。 石炭を掘る仕事は、給料はよかったみたいですが、命がけのキツイ仕事です。 でも、ボクの父親は石炭を掘る仕事をしていたわけではありませ
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