頭の中で音読する読書方法は脳に負担が大きい オープンマインド・リーディングとは、「左脳のブレーキを解除して、右脳のアクセルを踏む」読み方を実践するための手法です。 一般的に、音読によって本を読んでいる人は、脳の様々な部位に負担をかけて読んでいます。それでは、思考ノイズや脳疲労が邪魔をして、右脳のパワーを引き出すことができません。 いわば脳が閉じた状態が、一般的な音読による読書なのです。 そこで、オープンマインド・リーディングの出番です。閉ざされた脳を「開いて」、右脳の力を開花させる読み方です。 オープンマインド・リーディングでは、脳を構成する4つの部位(前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉)に同時に刺激を与えます。 それにより、従来の脳全体を使った読書法から、右脳中心の、無駄を省いたシンプルな読書法に切り替えることを目指します。 継続すれば、効率よく読書できるようになるモーターラーニング(運動学
なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか 作者:ジョナサン マレシック青土社Amazonこの『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか』は、日本語では燃え尽き症候群、英語ではバーンアウトと言われたりする症状──それまで熱心に仕事をしていた人が、やる気を失ってしまうなど──について書かれた一冊である。 著者のジョナサン・マレシックはもともと大学の神学教授で終身在職権も獲得した、一般的には「勝ち組」と言われそうなステータスのある状況にいた人物だが、彼自身が燃え尽き症候群に陥り、仕事どころではなくなってしまう。 本書は、彼のそうした実体験も合わせながら、燃え尽き症候群とはじっさいに何なのか、どのように定義できるのか。また、われわれは今後燃え尽き症候群に陥らないように、どう対策をうっていけばいいのかについて語っている。僕自身は仕事をしていて燃え尽き症候群といえるような状態に陥ったことは一度もないが、周りには幾人も
私は本来本好きの人間であるが、最近はめっきり本を読む機会が少なくなった。技術を学ぶなら pluralsightとかのビデオのコースもあるし、Webの公式ドキュメントも充実している。よしんば本を読んでも紙ではなくKindle が多い。ブックマークもつけれるし、サーチもできるし、老眼にもやさしい。本ってもうオールドファッションのメディアじゃないだろうか? 最近本を書く機会があって、そんなことを考えたので久々にはてなのブログのほうで考えたことを書いてみたい。 本を書くべきかどうかの葛藤 私は米国のマイクロソフトで Azure Functions というサーバーレスのサービスの開発者として勤務している。アメリカで働いているので日本で本を書こうとか全く考えていなかったが、ある日文藝春秋の山本さんが突然コンタクトをとって来て「本を出しませんか」と言われた。私は普段はnoteで自分の学んだことを、自分の
読書にまつわる困難は、読み始めない自由、途中で読むのをやめる自由によってその都度は回避可能です。その自由を自覚し、読むのかどうか躊躇ちゅうちょすることを肯定することが肝心です。その躊躇に慣れることで、やがて読書に対する気負いや気まずさは薄れ、以前よりは読めるようになるものです。 問題はもうひとつのほうの困難、わたしが「複雑な困難」と呼んできたものです。パズルのように意図的に読み解きにくく書いてあったり、その文章を読むために求められる前提知識が際限なく求められたり、客観的な批判を保留して「信じる」ことを求められたりするような書物です。これもまた読まない自由を読者に許す困難ではありますが、単に繰り返し読むだけでは何度読み直しても腑に落ちない厄介さがあります。 再読すると、それまでに経験したことで感じ方も変わる 再読――つまり書物を繰り返し読むと、最初に読んだとき(あるいは何度目かに読み返したと
「読むスピードが遅いから、本で勉強するのは効率が悪いと感じる……」 「いつも集中力が続かなくて、読書をしても苦痛に感じる……」 「時間がなくて、本を読めない……」 このように読書に対して苦手意識や悩みがある人でも、楽に読書ができるようになる方法があります。本を読むものではなく「聞くもの」にすると、インプットの量や質が一気に上がるようなのです。そのやり方を、筆者の実践の模様も交えて詳しく解説しましょう。 【ライタープロフィール】 藤真 唯 大学では日本古典文学を専攻。現在も古典文学や近代文学を読み勉強中。効率のよい学び方にも関心が高く、日々情報収集に努めている。ライターとしては、仕事術・コミュニケーション術に関する執筆経験が豊富。丁寧なリサーチに基づいてわかりやすく伝えることを得意とする。 マッキンゼー出身の勝間和代さんが実践する「耳読」とは? 「耳読」は記憶の定着に役立つ 「耳読」を勉強に
<「分からない古典や哲学書にも挑戦しなければならない...」名文記者として知られる朝日新聞編集委員の近藤康太郎氏が説く、読書術について> 私たちは、本を読むのは知見を得て物事を理解するためだと思っている。しかし、本当にそうだろうか? 本を読むからには、分からなければならないのだろうか? 発売後すぐに重版され、今話題書の『百冊で耕す 〈自由に、なる〉ための読書術』(CCCメディアハウス)は、博覧強記の読書家でもある近藤康太郎氏が文章読本の定番書『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』と対を成す1冊として上梓した。 その近藤氏が述べる、簡単に理解できて情報を得る実用書ばかりでなく、容易に分からない難しい本にも挑むべき理由とは? 様々な読書メソッドに正解はあるのか 『百冊で耕す』は、読み方のノウハウを羅列しただけのビジネス実用書ではない。「実用書で初めて泣いた」という感想が多く寄せられた前著
酒井エマ @factress0415 「文庫すら売れない現実」は、業界にいる知人の話だと事実らしい。ハードカバーはまず売れない。電子書籍への置き換えではなく、純粋に読者数が激減している。ツイッター見てると全然そんな気しないけど。読書垢さんは貴重で奇特な存在かも。 2021-07-11 22:53:20 saikonchan @saikonchan @factress0415 失礼します。 70前の爺さんです。 iPadを息子に勧められ、そこからデジタル本でしか読めなくなりました。字は大きく出来るし、指を舐める必要もないし。もう戻れません。 (^人^) 2021-07-12 17:06:10 犬納言あずき @fWrmzVDzn2k5pLy @saikonchan 私も愛用しています デジタルは気になる本がすぐ読めるし画面の明るさも調整できる、何より外出時に持ち運べる冊数が桁違いで時と場所を選
「本を読んだのに、あまり内容を覚えていない」 「読んでも、いまいち理解できない」 「勉強のための本は、関心が湧かなくて読み進められない」 読書をしていて、このような悩みを抱いたことはありませんか? もっと効率よく、そして記憶に残る読書にするためのテクニックがあります。それは、カナダのウォータールー大学が推奨している「SQ4R読書術」です。 今回の記事では、SQ4R読書術の方法と効果をご紹介しましょう。実際に筆者が試した結果や感想についてもお伝えします。 「SQ4R読書術」とは 「SQ4R読書術」の原点は、アメリカの教育心理学者フランシス・P・ロビンソンが当時の大学生や軍人向けに考案した、教科書を学ぶメソッド。それをもとにさらなる研究が重ねられた結果、拡張バージョンとして「SQ4R読書術」が確立しました。数々の著名な大学に普及し、なかでもカナダのウォータールー大学では「SQ4R読書術」をマニ
社内SlackやTwitterなどで、自分が新しいことを学ぶ時に実践していることを書いたりしていたのだが、今日メンバーと1 on 1をしていて、あらためて新しいことの学び方について訊かれたので、ブログにも簡単にまとめておく。 まず前提として、学ぶ対象の「新しいこと」とは何かについて述べておく。ここでいう新しいこととは、研究やイノベーションに関することではない。そういうのは、ググっても出てこないレベルの新しさなので、このエントリで述べる対象ではない。ここでいっているのは、自分にとって新しい知識であり、かつ、既に一定の蓄積があるような内容のことである。 それをひとことでいうと、入門書があるような領域ということになる。たとえばプログラミング言語はメジャーなものはたいてい当てはまるし、DockerとかKubernetesのような技術要素も入門書があるし、もっと広く学問一般についても当てはまる定義で
最近以下のような記事や本を読み読書法を変えてみたところ、知識の吸収速度・引き出し速度が上がったと感じるので紹介。 kentarokuribayashi.com 知的戦闘力を高める 独学の技法 作者:山口周ダイヤモンド社Amazon やり方 以下のような流れで読書している。 学びたいと思った知識が書いてありそうな本を2~5冊選ぶ 1冊ずつざっくり読みながら、面白かった部分・気になった部分はKindleで黄色にハイライトしておく 全冊読み終わったら、ハイライトした部分だけ眺めて、やっぱり面白いと思ったところは赤のハイライトを付け直す 赤のハイライトを眺めて、読書ノートに転記する 特に面白い部分については、自分の知見まとめノートにカテゴリごとに整理する 学びたいと思った知識が書いてありそうな本を2~5冊選ぶ 自分の中で学びたいテーマがあって本を読むはずなので、そのテーマについて書いてありそうな本
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