自動車メーカーのダイハツ工業(本社・大阪府池田市)は2日、同社の軽商用車「ハイゼット トラック」を15年ぶりにフルモデルチェンジ、女性ユーザーの声などを反映して、ピンクやオレンジなど8色の新しい軽トラを発表した。 これは、全国の女性農業者と企業が連携し、互いの知恵を生かして新たな可能性を開こうという農林水産省「農業女子プロジェクト」の一環だ。同プロジェクトは昨年11月にスタート以降、13社の企業と連携し、女性農業者の意見を取り入れた商品・サービス開発を進めている。スタート時は37人だった女性農業者メンバーも、2日現在で181人に上っているという。 同社では、フルモデルチェンジに際し、一般ユーザーの声を聞き、低燃費化、積載性向上などを進めた。と同時に「『“私の”軽トラック』プロジェクト」として、北海道、山形、石川、熊本など7地域38人の農業女子メンバーを訪問して軽トラックへのアイデアを聞き、