株式会社リコーは3月9日、7月1日付けで国内販売会社7社を合併し、リコージャパン株式会社を設立すると発表した。 リコーの販売事業本部のほか、リコー販売、リコー北海道、リコー東北、リコー中部、リコー関西、リコー中国、リコー九州を合併。全国1社での販売体制とする。 「リコーの歴史のなかで、初めて販売会社がひとつの傘のなかに入る。新会社を成長のためのベースとしたい」(同社代表取締役社長執行役員の近藤史朗氏)としたほか、「これまでは企業が顧客対象となってきたが、働く人個人の便益を高めるといった領域にまで対象を広げていく」(同社常務執行役員販売事業部長の畠中健二氏)としている。 新会社への再編は、多様化する顧客ニーズに対応したスピーディーな意思決定が行える販売体制の構築、および経営の効率化を図るのが狙いとしている。 新会社の社員数は1万3500人、拠点数は約310拠点。2009年度見通しでは6000