ブックマーク / dailyportalz.jp (10)

  • リカちゃん人形で再現する菱沼聖子ファッション

    あなたは菱沼聖子という人物をご存知だろうか。 菱沼聖子(以下・菱沼さん)とは、佐々木倫子先生による漫画「動物のお医者さん」に登場する獣医学部の院生である。 菱沼さんの魅力を挙げ始めたら枚挙にいとまがないが、今回は彼女の最高にイケてるファッションに注目したい。 菱沼さんが好きだ。言動の端々から溢れ出すチャーミングな人となり、飄々とした生き様、聡明な頭脳、ちょっと(いや、多分に)抜けているところ、グニャグニャの吹き出し…そしてなにより、私の心を強く震わせたのはそのファッションである。 今すぐ皆さんお手持ちの動物のお医者さんを開き、そして括目していただきたい。佐々木倫子先生の美しい線で丁寧に描き込まれた洋服のディティールを。裾が大きく広がったボリュームたっぷりのギャザースカート、細かいプリーツ、ふんだんに盛り込まれたフリル、珍妙でド派手な柄、繊細でゴージャスなレース……。 ※「動物のお医者さん

    リカちゃん人形で再現する菱沼聖子ファッション
  • 表情豊かな羅漢像を愛でる川崎のお寺「浄慶寺」が楽しすぎる

    仏像が祀られ、仏教の出家者が起居して修行を行う施設としての「寺院」。 観光地になっているような、観光拝観を行っている寺院が有名だが、「寺院」というと先祖代々のお墓や位牌がある、お墓参りがメインとなる菩提寺や、その宗派の人しか入れない非公開の寺院なども含まれる。私が寺院に対して「参拝するハードルが神社よりも高い」と感じているのは、そうした背景があるからだと思う。

    表情豊かな羅漢像を愛でる川崎のお寺「浄慶寺」が楽しすぎる
  • 郷土玩具・ハト車を作る。そしてたどりついたトリコプター

    変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:アメリカ南部の正月料理で縁起を担ぐ > 個人サイト 海底クラブ そもそもハト車とは こいつです。 ハト車は長野県野沢温泉村で作られる郷土玩具である。 鳩に車輪のついたおもちゃ自体は大昔からあって、幼いころから一緒に遊んだ友達を鳩車竹馬の友(きゅうしゃちくばのとも)と言う表現もあるそうだ。 野沢温泉村のハト車は籐(昔はアケビの蔓を使っていたが、入手するのに手間がかかるため今は籐を使うらしい)を編んで作るところが特徴である。 籐と木の枝で作られた素朴な相貌がたまらなく良い。 後になって調べたところでは、野沢温泉のハト車は今の上皇后が若かりし頃に献上を受けたとかで一時はかなり有名な存在だったらしい。 私はというと、同居人が蚤の市で見つけて買ってきたというハト車を見て一

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  • 『絵に描いた餅』しか食べないことで生活の質が上がった

    「絵に描いた」とは何の役にも立たないという意味の言葉だが、絵に描いたものしかべない日々を続けたら、レコーディングダイエット的な効果があるのでは無いか。 正月太りを回避するために、年末年始に1週間やってみた。 初日の朝ごはんに3時間かかる 昼の12時に目を覚ました私は、めちゃくちゃ喉が乾いていた。 とりあえず水が飲みたい。 まずは一杯の水 慣れていないせいもあり、下書きだけでなんと15分くらいかかってしまった。 色もつけます。早く水が飲みたい もっとシンプルなコップにすればよかったと描いてから思った なんの変哲もない水の絵だが、全部描き終わるのに30分かかってしまった。 水を飲むために30分……! やったことないけど、井戸から汲んでくるぐらいの時間がかかっているのではないか。 この先大丈夫なのか……!? 水のありがたみがいつもの10倍 とりあえず水を飲んで乾きを満たしたので、次はご飯をた

    『絵に描いた餅』しか食べないことで生活の質が上がった
  • 新幹線から見えたすき家でカレーを食べてみる

    大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:酒粕ラーメンを自分のものにする 大阪に帰る新幹線はいつもセンチメンタル 先日、東京へ行く用があった。私は東京出身で今は大阪に住んでいて、実家に顔を出したり友達に会ったりしようと東京-大阪間を行き来するのに、以前はよく高速バスを利用していた。 しかしここ数年は東京へ行く機会もめっきり減ってしまい、そのかわり、たまの機会があれば新幹線に乗るようになった。東京での用事を済ませて新大阪駅へ向かう時、車窓から外を眺めながら缶チューハイを飲んでぼーっと過ごすのが好きだ。 自分の知らない町が不思議で仕方ない 自分が住む大阪へ戻っていく帰り道、ほろ酔いなのもあって大抵の場合はセンチメンタルな気持ちにな

    新幹線から見えたすき家でカレーを食べてみる
  • 「役に立たない機械」早慶戦

    「役に立たない機械」という、早稲田建築の名物課題がある。学生が全力で役に立たない機械を作るのだ。実は慶応にも同じ課題が出される授業があり、今年、初の早慶戦が行われた。 「役に立たない機械」の早慶戦が開催された 「役に立たない機械」とは、早稲田大学の建築学科の一年生に対する名物課題で、役に立たない機械を作りなさい、というものだ。当サイトでは 2008年の記事 で最初に取材させていただき、その後も毎年紹介している。このところタモリ倶楽部などのテレビ番組でも定期的に取り上げられている。 実は慶應大学にも「役に立たない機械」というお題が使われている授業がある。早稲田で授業を担当していた先生の一人である石川初先生が慶應大学で中西泰人先生と一緒にやっているものだ。 そして今年、初めての「役に立たない機械」早慶戦が行われるにいたった。コロナ禍で学生を励まそうと、早稲田の中谷礼仁先生が中心となって企画した

    「役に立たない機械」早慶戦
  • おせち料理の定番野菜、クワイの謎に迫る

    変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:三葉虫に寿司を運ばせたい > 個人サイト 海底クラブ 近くて遠い野菜、クワイ 「影が薄い」などと失礼なことを書いたが、ひょっとしたら筆者が知らないだけで世の中の人々は日々クワイを消費しているのかもしれない。 そんな不安が頭をよぎったので、事前にアンケートを取ってみたところ、予想に反して合計1565件もの大量の回答が寄せられた。 ツイッターとフェイスブックでアンケートを取りました。回答してくれたみなさま、ありがとうございました。 きれいにほぼ三等分。そして肩身の狭そうな「しょっちゅうべる」勢。 「年5回以上べてる」(これは全体のたった2.4%だった)以外の回答がきれいに3分の1ずつに分かれていて、円グラフがグーグルクロームのロゴのようになった。 これはちょっと

    おせち料理の定番野菜、クワイの謎に迫る
  • 新年早々「まぼろし博覧会」で走馬灯を見た

    知っている人には有名な伊豆の施設「まぼろし博覧会」で正月祭りが開催された。館長も来館するという事を知り、1月3日に慌ててかけつけた。 この施設が別の場所にあったときを含めると6度目の訪問なのだがどんな人物がこの施設をつくったのか以前から興味があったのである。

  • マンションポエム徹底分析!

    マンションポエム。それはマンション広告にちりばめられた詩的キャッチコピー。 折り込みチラシや、駅や電車内の広告などでよく見かけると思う。「洗練の高台に、上質がそびえる」(「プラウドタワー白金台」野村不動産より)といったあの名調子のことだ。 このマンションポエム観察をライフワークにしているぼく。今回はさらに踏み込んだ分析をしてみよう。

    マンションポエム徹底分析!
  • 虫と自撮りをする男

    魂が激震した。1冊ののせいだ。 その名は「虫とツーショット」。プロの昆虫写真家が被写体である虫と一緒にフレームに収まっているという、自撮りカルチャーの極北に達したビジュアルブックだ。もう、いてもたってもいられなくてオファーした。 「私も虫と自撮りしたいんですが!」 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:貝族館がはんぱなかった > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー

    rose_anonym
    rose_anonym 2016/09/20
    すごーい
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