タグ

2016年7月8日のブックマーク (1件)

  • 航法の歴史(8)マルチGNSSの登場

    今、地球を周回する測位衛星の数は急速に増加している。米国のGPSが最低24機(2016年4月時点で31機)、ロシアのGLONASSが24機、中国のBeiDouが35機(2007年4月~16年3月に22機打ち上げ済)、欧州のガリレオが30機(2011~15年に12機打ち上げ済)、そしてわが国のみちびきは最終的に7機(現在は1機)で、インドのIRNSSが7機。全世界をカバーするシステムが4種類に、地域をカバーするシステムが2種類。これらがすべて完成する2020年代半ばには、地球を回る測位衛星の総数は、予備機も含めると130機を超えることになる。 このようなことになった理由は、世界各国が衛星測位システムの有用性を認め、かつ「これは他国に依存したら、自国の生存にも関わる事態になりかねない」と考えたためだ。が、これほど測位衛星が増えると、それを有効に生かして、より一層便利かつ高精度に測位をすることが

    航法の歴史(8)マルチGNSSの登場