【南海トラフ地震は起きるのか⑥】西日本・九州・北陸・東北…本当に危ないのはどこ?熱移送説が明かす「地震の癖」
バラク・オバマ氏にノーベル平和賞を与えるという奇妙な判断については、多くの意見があるだろう。まずは賞を授与したノーベル賞委員会について、1つ、2つ言いたいことがあるはずだ。 ただ、決して言えないのは、それが大統領にとって朗報だということだ。 オバマ氏が大統領に就任してから、たった9カ月しか経っていない。異論が噴出した景気刺激策を押し通したことを除くと、これまでに、ほとんど何も達成していない。確かに彼は記憶に残るスピーチをし、観衆の心を動かし、広く尊敬を集めている。今のところ、それだけだ。 委員会は「国際的な外交を強化することに並外れた努力をした」ことを授賞理由に挙げた。確かにオバマ大統領は米国の政策の基調を変えた。それはいいことである。 だが、政治家がスピーチすることは珍しいことではない。外交問題においては、どんな熱心な信奉者でさえ、大統領が実際に成し遂げた功績はおろか、大変な骨折
グルジア紛争直後の2008年9月6日にワールドカップ予選試合の観戦を口実としたトルコのアブドゥラー・ギュル大統領のアルメニア訪問で始まった「サッカー外交」は、今年8月31日には6週間以内での合意を目指すことを打ち出した。 どうやら10月14日に今度はトルコで再び予定されているワールドカップ予選試合におけるアルメニアのセルジュ・サルグシャン大統領の観戦までに合意を目指しているようだ。このサッカー外交の結果は、予定通りなら来週にもその全容が明らかになる(現時点の報道では、国境を開くことと、歴史認識を巡る政府間委員会の設置が見込まれている)。 今回の動きが昨年のグルジア紛争後に急展開を見せているのは決して偶然ではない。コーカサス山脈を越えて再び橋頭堡を築いたロシアに対し、各国とも新たな対応を求められている。これまでロシアと距離を保ってきたアゼルバイジャンはロシアとの関係修復を模索し、アルメニアは
2009年、ロシア関連の最初のトップニュースは、ロシアの天然ガス独占企業、ガスプロムが、ウクライナへの天然ガス供給を1月1日から停止したというものだった。ウクライナはかつてソビエト連邦を構成していた国の1つである。ロシアは再度、隣国との「天然ガス戦争」に踏み切ったのだ。 2006年にガス価格交渉が決裂し、供給を停止された時、ウクライナはもちろん、米もロシアを猛烈に批判していた。だが、今回はその時ほどの激しい反応は見せていない。 当時、「ロシアがエネルギー供給を政治圧力に使用している」と糾弾していた米国務省も、今回は「交渉を通じて問題の決着を見出してほしい」と穏やかに反応している。ロシア産の天然ガスで需要の20%を賄う欧州各国は、供給の削減を恐れて「1日も早く問題を解決してほしい」と訴えるだけだ。 持てる国と持たざる国 この問題は複雑で、エネルギー資源の偏在、世界的な経済危機の影響、外交の駆
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