これまでのプログラムは1つのファイル(例えばe5-4.c)内に全てを記述していたが、 大規模なプログラムでは複数のファイルに分けて記述するのが一般的である。 これにより、一度作成した関数の再利用も容易に行えるようになる。 コンパイルとリンク これまで「プログラムをコンパイルする」と言っていた過程は、実は大きく2段階に分かれていた。 ソースプログラムからオブジェクトファイルを作成するコンパイル オブジェクトファイルをまとめて実行可能プログラムを作成するリンク である。これまで行ってきたコンパイル作業、 % cc -o e1-1 e1-1.c はコンパイルとリンクを順に行うものであった。ファイルが1つの場合はこれで良いが、 複数のファイルを用いる場合は段階に分けて実施する必要がある。 コマンドはどちらもccで用いて、 コンパイル時は"-o"ではなく"-c"を指定し、 リンク時はソースファイルで