Fluentd v0.10.45からin_tailプラグインで複数行のログを読み込めるようになりました。 これは今まで外部プラグイン(fluent-plugin-tail-multiline)として提供されていた機能をマージしたものになります。v0.10.50で複数行ログの読み込みに関するバグ修正が入っているので、この機能を使う場合はv0.10.50以上を使いましょう。 基本的な使い方 基本的にはドキュメントに書かれている通りですが、in_tailのformatオプションにmultilineを指定することで複数行モードになります。実際のパースのためのルールはformatN(Nは1から20)という名前のオプションで記述します。 以下は公式ドキュメントから引用したサンプルでRailsのログのパースする設定となります。 format multiline format_firstline /^St