イスラエルのハイテク企業が躍進している。米グーグルによる地図アプリ会社ウェイズ買収、米アップルによるセンサー会社プライム・センス買収など、中東の小国が生み出すスタートアップに対する世界のIT(情報技術)大手の注目度は増す一方だ。軍事派生の技術力や教育水準の高さなどがイスラエルの強さとして指摘されるが、同国の企業経営者は実際にどう分析しているのか。インターネット黎明期の1993年に創業し、ネットセキュリティー業界を先駆者として開拓してきたチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズのギル・シュエッド会長兼CEO(最高経営責任者)に話を聞いた。
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