シルバーキャッスル社はイスラエル初となる機関投資家向けの仮想通貨投資専門企業だ。そのシルバーキャッスル社が今月、2種類の仮想通貨ファンドを運用開始した。ブルームバーグが11月18日に伝えた。 シルバーキャッスル社の経営陣にはイスラエル財界の大立者が名を連ねている。その中には、イスラエル最大手のハポアリム銀行の元CEOや、同国最大の投資ファンド、プサゴット・オフェクの創設者がいる。シルバーキャッスル社の運用資産残高(AUM)は今年末までに5億ドルに達すると予測されている。 ブルームバーグも触れているように、昨今は世界的規模で仮想通貨投資ファンドの競争が激化している。オートノマス・リサーチ社のデータによると、仮想通貨を主要投資対象とする企業は370社以上に達し、全体の運用資産残高は100億ドル規模へと拡大している。 シルバーキャッスル社のエリ・ミズロフCEOはブルームバーグの取材に対し、機関投