ブロードバンドタワー(BBT)は2009年3月17日、主要サービスのオプションメニューとしてカーボンオフセットの提供を開始すると発表した。オプションが利用できるのは、コロケーションサービスとホスティングサービス、ストレージ販売の4種。4月1日からサービスを開始する。 カーボンオフセットとは、自らの排出削減努力だけでは減らしきれないCO2排出量を、排出枠(クレジット)の取得や植林の実施など、他の場所での削減で相殺(オフセット)することだ。ここでいうオフセットの意味は、あたかもCO2を排出しなかったかのように見なせることを指す。 2008年の北海道洞爺湖サミットに前後して、様々な商品やサービスにカーボンオフセットを付けて販売する動きが広がっている。BBTによれば、データセンター事業にカーボンオフセットを付与するのは、同社が初めてだという。 BBTのカーボンオフセットは、サーバーなどの機器の電力