「ディープ・ブルー」として知られるメスのホホジロザメが、2匹の他のメスとともに、マッコウクジラを食べている光景が記録された。(NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNEL) 「ディープ・ブルー」と名付けられたホホジロザメを含む3頭の大きなメスたちが、ハワイ沖で目撃された。複数で見られるのも、この場所で見られるのも珍しい。 キンバリー・ジェフリーズ氏がマッコウクジラの死体を目にしたのは、その800メートル近くも手前だった。バスほどの大きさもある巨大な白い物体が、静かな早朝の海にプカプカと浮き沈みしていた。 2019年1月、ハワイを拠点にする野生動物写真家のジェフリーズ氏は、このご馳走に引き寄せられてくる捕食者たちを見ようと、ワイキキの南西数キロ沖にやってきていた。(参考記事:「シュモクザメの群泳」) 水中に飛び込んでわずか数秒後、何かが下のほうで動くのが目に入った。深海から上がって