東京証券取引所は3日、日本航空が申請していた東証1部への再上場を承認した。再上場予定日は9月19日で、株式の売り出し価格は9月10日に決める予定。2010年2月に経営破綻し上場廃止となってから、約2年7カ月でのスピード復帰となる。 [フォト]操縦桿を捨てた日航新社長、父親は大物俳優だった! 企業再生支援機構が保有する1億7500万株を全株放出して売り出す。仮条件を8月30日に決め、売り出し価格はブック・ビルディング方式で9月10日に決める。11日から14日まで販売する。 日航は経営再建が順調に進み、来年1月に企業再生支援機構の支援期限が到来することを踏まえ、今年6月20日に東証に上場を申請していた。 企業再生支援機構は日航に3500億円を出資し、発行済み株式総数の96.5%を保有している。機構は全株を売却して投入資金を全額回収し、国民負担の発生を回避する。日航の時価総額は5000億