ディープラーニング技術がついに建設土木分野に広がり始めた。 ゼネコンのフジタが建機にディープラーニング(深層学習)技術を適用。土木工事やビルの土工事などの現場で広く使われる油圧ショベル(バックホウ)において、地面の掘削などの作業をオペレータなしに自動で行えるようにした(図1、図2)。 油圧ショベルに設置したRGBカメラの情報を基にショベルの状態や姿勢を推定し、運転席にある操作レバーをモータで適切に動かす。熟練オペレータの操作データから動作を学習させた。東京大学 特任准教授 松尾豊氏の研究室発のAIベンチャー、DeepXと共同で開発した。
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