NTTドコモとNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は8月7日、画像認識AIを用いて遠隔から建設現場を仮想的に巡回できるシステムにて、現場作業の段取りを妨げる資材を未然に検出し、作業を阻害する資材の移動指示などを作業員に共有する実証実験に成功したことを発表した。 本システムは、あらかじめ利用期間を設定した資材ヤード、工事区画、搬入口などの建設現場のエリアにおいて、画像認識AIを用いて作業を阻害する資材を検出するとともに、作業員へ作業を阻害する資材に関わる対応事項および対応期限を共有する機能を提供する。 具体的には、5分ごとに固定カメラにて撮影する対象エリアの画像から、画像認識AIを用いて資材を検出し、登録済みの対象エリアの情報と利用期間を照らし合わせ、作業を阻害する資材か否かを判定し、必要に応じ、作業員に移動場所や移動期日を添えて対応を指示する。これにより、資材ヤードなどでの円滑で効
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