「和田智のカーデザインは楽しい」第12回は、オフィスを飛び出して、ソニー・ホンダモビリティのデザイナーとの対談形式でのデザイン論議となった。『AFEELA(アフィーラ)』のデザインだけでなく同社が考えるモビリティについて語り合う。 対談のお相手はソニー・ホンダモビリティ デザイン&ブランド戦略部 デザイン&ブランド戦略ヘッドの石井大輔氏と、ゼネラルマネジャーの河野拓氏のお二人だ。石井氏は、多摩美術大学を卒業後、ソニーにプロダクトデザイナーとして入社。ハンディカムやウォークマン、AIロボティックス(アイボなど)のデザインを手掛け、モビリティとしては2020年に発表された『Vision S』を担当。現在はソニー・ホンダモビリティのプロジェクトのデザインヘッドである。 河野氏は、武蔵野美術大学卒業後、ホンダにエクステリアデザイナーとして入社。1998年の通称『USアコード』や『シビック』、『CR