韓国軍は、北朝鮮が14日未明、日本海に向け短距離弾道ミサイル1発を発射しただけでなく、黄海などに200発近い砲撃を行ったことを明らかにしました。 韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は首都平壌近郊の順安付近から午前1時49分頃、日本海に向け短距離弾道ミサイル1発を発射。 飛行距離はおよそ700キロ、高度は50キロあまりで、速度はマッハ6程度だったとしています。 また、午前1時20分ごろには西部・黄海道から黄海上に向けておよそ5分間に130発余りの砲撃、午前3時ごろには東部・江原道から日本海に向け40発余りの砲撃を行ったということです。 砲弾はいずれも海上の南北の境界線にあたるNLL=北方限界線付近にある海上の緩衝区域内に落下したということで、韓国軍は「明白な南北の軍事合意違反だ」と反発しています。