観光客の車で長い渋滞ができた紅葉シーズンの周山街道(昨年11月、京都市右京区)=画像の一部を加工しています 新型コロナウイルス禍を経て、京都市をマイカーで訪れる観光客が増加に転じている。「密」を回避するため、マイカー移動に脚光が当たったためだ。新型コロナの「5類移行」を受けて観光客数が回復する中、長年、観光シーズンの交通渋滞に苦しんできた市民にとっては大きな心配事。京都市は秋の観光シーズンに向けて対策を強化する方針で、料金値上げと情報発信の両面で観光地への車流入を食い止めようとしている。 ■コロナで車移動の良さ再認識 京都の主要観光地周辺の交通渋滞は、長年にわたる悩みの種だ。ぎゅうぎゅう詰めの市バスに乗ってもなかなか前に進まず、市民から「歩いた方が早い」と言われる路線もあった。市は近年、公共交通優先のまちづくり「歩くまち京都」を展開し、周辺部に駐車場を確保して公共交通機関で観光地に向かう「
![京都市内で渋滞引き起こす「マイカー観光」増加 流入防止で市が対策実施へ|社会|地域のニュース|京都新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ff68a8ec812620423a29d21630b10fbdf9cb4fb4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fkyoto-np.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F7%2F1200wm%2Fimg_f7b5aa5a8999e1e5bac334f234e066bf384802.jpg)