来たる2013年は、多くの企業においてPCの入れ替えが行われる年となるだろう。2012年10月にWindows 8がリリースされたことに加え、2014年4月にはWindows XPのサポートが完全終了を迎えるからである。 そうした状況を踏まえて、ユーザー企業は今後のPC刷新計画をどのように考えており、そこにどのような課題があるのだろうか。今回はこうしたテーマについて考えていくことにする。 XPサポート完全終了が迫る中、ユーザー側の準備はやや遅延気味 図1は年商500億円未満の企業に対して、「PCのハードウエアまたはOSを刷新する予定の有無」を尋ね、その結果を従業員数別に集計したものである。 周知の通り、中堅・中小企業を中心に、依然としてWindows XPの利用を続けているユーザー企業は多い。既存アプリケーションや業務システムの動作確認、調達のプランニングなどに必要な期間を考えると、Win