この記事ではRustのビルドシステムであるCargoを使って、Cのコードをビルドし、それをRustのコードから呼び出す方法について紹介します。 ※記事作成時のRustのバージョンはrustc 1.33.0です。 この記事で取り扱うRustの知識とクレートは次の通りです。 build.rs Build Scripts - The Cargo Book Specifying Dependencies - The Cargo Book Cargo.toml Cargo Workspaces - The Rust Programming Language クレート cc bindgen libc また、この記事に載っているソースコードは全て次のリポジトリに置いてあります。 ryochack/rust-ffi-c-tutorial 事前準備 cargo-editというCargo.tomlへのクレート