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PhantomDataまとめ - 簡潔なQ
概要: PhantomData<T> には3つの異なる役割があり、多くの場合は PhantomData<fn() -> T> の形で使うの... 概要: PhantomData<T> には3つの異なる役割があり、多くの場合は PhantomData<fn() -> T> の形で使うのが無難である。 はじめに PhantomData<T>は特殊な型で、中身を持たないにもかかわらず、型システム上は中身を持つかのように振る舞います。幽霊型 (phantom type) と関係はありますが、幽霊型そのものではないので注意が必要です。 PhantomData の基本的な使い方 幽霊型を使う場合や、何らかの理由で構造体の外部にある型を指定する必要がある場合を考えます。例えば、幽霊型で単位を区別する // U は Meter や Miles のような型が入るとする struct UnitFloat<U: Unit> { inner: f64, } や、外部にあるデータを参照する struct ExtVec<T> { // 中身はなし } のような