本田技研工業は、クルマ、バイク、発電機の他にたくさんの製品を扱っています。製品の種類が違えばお客様も異なり、コミュニケーションの取り方も異なります。そのため、Webサイトもそれぞれのお客様に対し最適化する必要があるとの考えのもと、運用上のルールやガバナンスはできるだけ少なくしています。 大事なことは「お客様が不便と感じない」こと。たとえば、離脱のきっかけになりかねないWebページの読み込みは、時間を定めています。 と語るのは、本田技研工業 ブランド・コミュニケーション本部 広報部 Web・社内広報課の谷口慎介さん。 本田技研工業(以下、ホンダ)のWebサイトは、サイト毎にコンテンツオーナー(事業部の担当者)と制作会社がいます。それらすべてを統括するのが谷口さんたちのいる広報部です。関連部署は100以上あり、制作会社も含めると1000人以上の関係者で成り立っています。 そんな膨大な関係者から