齊藤貴義 @ miraihack サイバーメガネ。株式会社参謀本部の社長。ティーカップ→インフォバーン→オールアバウト→手嶋屋→ライブドア(livedoor Reader)→フルスピード→起業。福島県相馬市出身。高校生クイズ選手権の優勝経験あり。openSUSE Linuxユーザー会。民進党党員。バツイチ http://www. geek.sc /
あらゆることが手続きさえ踏めば科学論文の対象になる。国家の行動や盛衰は本来、歴史学の対象だったが、その行動の背景を科学的に分析することができれば、科学研究の対象に当然なりうる。 6月17日このサイトで、アメリカ科学振興協会が発行するトップジャーナル「サイエンス」が、従来人文系学問として分類してきた問題に科学の光を当てようとする研究を強く後押ししていることについて述べたが、今日のイスラム国(ISIS)についての論文もその方針の表れだろう。 シリア・イラクでのイスラム国は往時の勢いにも陰りが見えてきたが、パリ、ブリュッセルと立て続けにテロ攻撃を繰り返し、存在感を示している。イスラム国の特徴の一つが、SNSや動画投稿サイトを戦闘員のリクルートやプロパガンダに最大限に利用していることで、2013年発足の組織が急速に成長できた要因の一つとなっている。しかしSNSを多用することは活動や支持者の情報を公
英国の欧州連合(EU)残留を呼びかけていた労働党の女性下院議員ジョー・コックスさん(41)が16日、極右思想の男に殺害された事件を受け、中断されていた残留・離脱派双方の運動が19日再開されました。23日のEU国民投票を控え、世論調査では残留派が巻き返しています。 出所:各種世論調査をもとに筆者作成コックスさん殺害事件で残留派に同情票が集まったのか、それとも投票日を間近に控え、EU離脱による経済的な影響を恐れて逆バネ効果が現れ始めたのでしょうか。オンライン世論調査会社のYouGovは「事件への反応というより個人的な損得を考える人が2週間前の23%から33%に上昇したのが原因」と分析しています。 賭け屋ウィリアム・ヒル(筆者撮影)コックスさん殺害事件が発生する直前、筆者は英賭け業者(ブックメーカー)「ウィリアム・ヒル」のグレアム・シャープ広報部長の記者会見を聞いていました。その内容を早くお伝え
論壇誌「アステイオン」84号(公益財団法人サントリー文化財団・アステイオン編集委員会編、CCCメディアハウス、5月19日発行)は、「帝国の崩壊と呪縛」特集。同特集から、朝日新聞論説委員である国末憲人氏による現代イスラム政治研究者ジル・ケペルのインタビュー「欧州ホームグロウンテロの背景」を4回に分けて転載する。 6月12日に米フロリダ州オーランドで悲惨なテロが起こったばかりだが、このところ注目を集めていたのはむしろ欧州で相次ぐテロだった。イスラム過激派による「ジハード」を3つの世代に分け、その思想や手法の違いを分析するケペル教授は、現状をどう見ているのか。 絆創膏より抗ウイルス薬 テロの挑戦を受けたフランスではいま、二つの極端な主張が大手を振っている。 一つは、しばしば右翼に見られる論理である。過激派を阻止しようとするあまり、イスラム教やイスラム教徒そのものに対しても拒絶感を示す。もう一つは
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