中米のエルサルバドルでは今月4日に大統領選挙が予定されていて、6人の候補が立候補しています。 各社の世論調査によりますと、中道右派の政党、新思想党の創設者で、現職のナジブ・ブケレ大統領が8割から9割の支持を得ていて、再選が確実視されています。 圧倒的な支持の背景には、ブケレ氏が憲法で保障された権利を一時的に制限するなどして、徹底的にギャングの取締りを行い、国の治安を劇的に改善させたことがあります。 ただ、憲法を制限してまで強権的に治安対策を進めるブケレ氏の政治手法は国際社会や人権団体から批判されています。
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