シリアの国防省は6月3日、フェイスブックの公式アカウントを通じて声明を出し、イスラエル軍が同日午前0時20分頃、アレッポ県南東方面からアレッポ市一帯の複数ヵ所に対して航空攻撃を行い、多数が死亡、物的被害が生じたと発表した。 Facebook (@mod.gov.sy)、2024年6月3日 ロシアの通信社スプートニク・アラビア語版が伝えたところによると、爆撃はアレッポ市の北西約10キロの距離に位置するハイヤーン町一帯を狙ったもので、シリア軍防空部隊が迎撃を試みたものの、ミサイルが同町近くの銅精錬工場を直撃した。 Sputnik Arabic、2024年6月3日 標的は「イランの民兵」か?英国で活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ハイヤーン町は「シリア人および外国人からなるイランの民兵」が支配しており、イスラエル軍の爆撃によって同町とタームーラ村の間に位置する銅精錬工場一帯、「