ここ1、2年、「ビッグデータ」という言葉が話題ですが、じゃあ具体的にビッグデータで何が起こるのか、何ができるのかというのはまだまだよく分からないという人がほとんどじゃないでしょうか。ですが、お隣の中国ではちょっと信じられないような勢いでビッグデータの活用が進んでいます。 中でも話題となっているのが「社会信用システム」です。まだ構築過程なのですが、すでにリリースされているのが芝麻信用(アリババ)や騰訊信用(テンセント)といったIT企業の個人信用評価サービス。「ネットショップで月に何回買い物した」「ちゃんと料金を払った」「返品を何回した」といったさまざまな情報をビッグデータとして解析、個人の信用を点数として表示します。この点数が高いとホテルに泊まるときに保証金が要らない、シンガポールのビザがとりやすくなる……といった特典も。詳しく知りたい方は、田中信彦「「信用」が中国人を変える スマホ時代の中