同社は2017年12月期の単独決算で、72億円の最終損益を計上するなど業績不振に陥っている。Amazonとの連携は、業績改善に向けて17年3月から進めるEC事業拡大の一環。幅広いユーザー層を持つ同サイトと連携することで、店舗がない地域の住民など、これまで接点のなかった顧客層を獲得する狙い。 関連記事 「価格破壊者」だった大塚家具がニトリに敗れた理由 創業当初の大塚家具が業界の「価格破壊者」だったことをご存じだろうか。その姿はかつてのニトリと重なる。同じようなビジネスモデルから出発したのにどうして両社の業績には差が出たのだろうか。 1センチ単位で指定できる家具サービスの舞台裏 「デザインは好きだけどサイズが大きすぎて諦めた」「ちょうどいいサイズだけど色が気にくわない」――家具を買うときに、こんな経験をした人も多いだろう。そんな不満を解消するサービスが2018年3月に誕生した。自分の好きな色や