大王製紙・井川意高前会長がハマった「麻布・六本木」の魔窟ネットワークを 「暴排条例適用第一号」で狙う警察当局 酒井法子、押尾学、市川海老蔵もどっぷり浸かった 使途がハッキリせず、取締役会の決議も受けない井川意高前会長の巨額借り入れが発覚した大王製紙は、東京地検特捜部に刑事告訴する方針を固めた。 発覚から一ヵ月も経たないうちに、特別背任罪での告訴を決めた背景には、問題を引き延ばしに出来ない深刻さがあり、10月から新体制となった特捜部にとっても、鼎の軽重を問われる事件となった。 特捜部の役割は、特別背任容疑を固め、使途不明金の先に、東大法学部卒で「政官」のエスタブリッシュメントに人脈のある井川氏の不明朗なカネの流れに、疑惑がないかどうかを確認することだろう。 ただ、「世間の関心事」は、特別背任の事実認定より、「エリエール」で知られる大手製紙会社の御曹司が、一流の経歴と人脈を持ちながら、なぜ「酒