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ブックマーク / number.bunshun.jp (63)

  • <イラク代表監督として> ジーコ独占告白 「90分間、私は日本の敵になる」(竹澤哲)

    Number806号で独占取材に応じてくれた、イラク代表・ジーコ監督。 日本代表が11日に臨むブラジルW杯アジア最終予選・イラク戦を前に、 インタビューを特別に全文公開します! 日を離れて早6年。その胸の内には今どのような思いが去来しているのか。 イラク代表の監督として母国ブラジルで開催されるW杯出場を目指すジーコ。 かつて率いた日本代表との試合を控え、闘将の言葉は熱を帯びていました。 ジーコが日を離れてから6年が経つ。 日本代表監督としてW杯ドイツ大会に臨み、1分2敗でグループリーグ敗退。その直後にトルコのフェネルバフチェの監督に就任が決まったため、消えるように日を後にした。15年間にわたり日サッカーに貢献した人物にしては、少し寂しい別れだった。 ジーコは昨夏、W杯アジア3次予選直前にイラク代表監督に就任。見事勝ち抜いたイラクは、抽選の結果、奇遇にも日と同じ最終予選B組に入った

    <イラク代表監督として> ジーコ独占告白 「90分間、私は日本の敵になる」(竹澤哲)
  • 出来高契約の日米差。~イチローの年俸の内訳を見る~(小川勝)

    今季限りでマリナーズとの5年契約が切れるイチロー。球団側はシーズン中の契約延長はしない方針を出しており、今季終了後の動向に注目が集まっている キャンプインの時期は、新人や移籍組が注目を浴びる。 今オフは近年になく、多くの大物選手が新しいチームに移ったから、このキャンプは話題性の高い選手が多い。 その中で、プロ野球が一つの曲がり角に来ていることを示した選手がいた。FAでソフトバンクから巨人に移った杉内俊哉だ。移籍した理由の一つは、ソフトバンクの年俸提示が、成績に応じた変動制だったこと。いわゆる「出来高契約」だ。杉内としては、自分が信頼されていないように感じたのだろう。 ソフトバンクの2011年日人選手の総年俸は31億6650万円でパ・リーグトップ。これに実績ある外国人選手が4人いたから、選手総年俸は40億円前後だったはずだ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb

    出来高契約の日米差。~イチローの年俸の内訳を見る~(小川勝)
    ryozo18
    ryozo18 2012/07/27
    "条件として安打数、打点などが設定されていないのは、こうした数字を条件にすると監督がバントやヒットエンドランなど、打者がアウトになってもかまわない作戦を仕掛けたい時、選手が従わない可能性が出てくるから"
  • 「まだ大丈夫」か「もうダメ」か?今季わずか3勝、ガンバの絶体絶命。(佐藤俊)

    7月7日(土)のFC東京戦前には、松波監督体制になって初めて選手だけのミーティングを行ったというガンバ大阪。遠藤は「選手同士がコミュニケーションをしっかりとり、ピッチ上で改善できれば」と前向きな発言をしていたが……。 Jリーグが前半戦を終了したが、最大のサプライズは、ガンバ大阪の低迷だろう。 「まさか、この時期、こんな順位にいるとは想像できなかった……」 遠藤保仁がそう語るように、17節終了時点で3勝10敗4分け、17位とJ2降格圏内に落ち込んでいる。 ガンバは2005年リーグ初制覇以降、常にタイトル争いに絡む強豪チームに成長した。だが、昨年、10年続いた西野朗監督を解任し、新たにセホーン&呂比須体制が敷かれたが、それが躓きの始まりだった。開幕から公式戦5連敗を喫すると、2人の指揮官は解任され、コーチだった松波正信が監督に昇格した。ところが、生え抜きで信頼の厚い松波を以てしてもチームを好転

    「まだ大丈夫」か「もうダメ」か?今季わずか3勝、ガンバの絶体絶命。(佐藤俊)
  • 最下位敗退のトゥーロンの収穫とは?“戦える選手”が見えた関塚ジャパン。 (佐藤俊)

    2011年4月に五輪代表合宿に呼ばれて以来のプレーとなった宇佐美貴史。オランダ、エジプトと2試合に出場して1アシスト2得点と大活躍した宇佐美だが、「得点以外は全く良くなかった。その悔しさが大きい」とコメントした。 ロンドン五輪大会を見据えたシミュレーションは、残念ながら失敗に終わった。 トゥーロン国際大会の初戦、日はトルコに敗れた。それを大会で初戦のスペインに敗れたと想定し、つづくオランダ戦、エジプト戦に勝ち、グループリーグを突破する。それが、大会のシミュレーションとなり、今回の重要なミッションになった。 グループリーグ突破のため、勝利が義務づけられた2戦目のオランダ戦は、齋藤学と海外組の宇佐美貴史、高木善朗、指宿洋史の4名の前線が流動的に仕掛け、相手を翻弄。激しい打ち合いを演じた末、3-2で勝った。 この時点で1勝1敗のイーブン。最終戦のエジプト戦に勝てば、グループリーグ突破とい

    最下位敗退のトゥーロンの収穫とは?“戦える選手”が見えた関塚ジャパン。 (佐藤俊)
    ryozo18
    ryozo18 2012/05/29
    「関塚采配」にまったく言及がないのはなんで?
  • 膨大なデータの海から、プロ野球の真実を探る。~セイバーメトリクス入門書への提言~(小川勝)

    野球選手の価値をより正確に反映したデータとはどういうものか。このテーマについて書かれた文献は、日にも昔からあった。だが、そういった研究自体が、野球ファンの単なる楽しみではなく、実際のプロ野球界でも活用可能な意義深い研究であることが一般に認知されたのは、2004年に『マネー・ボール』が日で出版されて以降のことだろう。このがブラッド・ピットの主演で映画化され、「マネーボール理論」の概念は、野球ファンの間で、一般常識に近いものになったと言える。 この『セイバーメトリクス・リポート1』も、そういった野球ファンの関心に応えようと出版されたものだろう。セイバーメトリクスとは、「米国野球学会」の略称SABRと、「測定基準」を意味するmetricsを合わせた造語で、あえて訳せば「野球統計学」だろうか。 これを語るには、どうしても、基礎データになる様々な数字や、時には数式も使うことになるので、野球ファ

    膨大なデータの海から、プロ野球の真実を探る。~セイバーメトリクス入門書への提言~(小川勝)
    ryozo18
    ryozo18 2012/04/17
    面白そう
  • ペトロビッチが目指す新戦術とは?槙野智章が語る、新生レッズの全貌。(木崎伸也)

    今季から浦和の指揮を執っているミハイロ・ペトロビッチ監督。2006年から広島で監督を務め、槙野の他、柏木陽介、森脇良太などを育てた。 若くしてこれほど異なるタイプの戦術家と出会った選手も珍しいだろう。槙野智章はサンフレッチェ広島時代にセルビア出身のミハイロ・ペトロビッチ、ケルン時代にノルウェー人のストール・ソルバッケンの指導を受け、日本代表ではイタリア人のアルベルト・ザッケローニの下でプレーしている。そして今季浦和レッズに加入したことでペトロビッチとの再会を果たした。 槙野は言う。 「サッカーっていうのは、監督ごとに当にいろんな哲学がある。ペトロビッチ監督は攻撃的なのでそれに必要なことを学ばせてもらったし、ザッケローニ監督からはイタリアのカテナチオ。(昨季コペンハーゲンをCLのベスト16に導いた)ソルバッケンは『DFラインとFWの間を25メートルにする』というプレッシングサッカーで、とて

    ペトロビッチが目指す新戦術とは?槙野智章が語る、新生レッズの全貌。(木崎伸也)
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    ryozo18 2012/03/14
    "ザッケローニ監督における3バックでは、パスの能力が求められます" 釣男を代表で試してみてほしいなあ
  • ブーマーはなぜ選ばれなかったのか?殿堂の意義を歪める「感情」と「偏見」。(鷲田康)

    1986年のオールスターで顔を揃えた大打者たち。ブーマー(中)、バース(右)の殿堂入りはならず、落合も2度の落選を経験した はっきり言うが、ベテラン記者と呼ばれる人々の見識を疑う(みんながみんなとは思わないし、思いたくはないが……)。 プロ野球殿堂入りの投票である。 このコラムでも過去に中日・落合博満前監督が1票差で落選したときにその投票の基準に異を唱えたが、今年もやはり首を傾げざるを得ない結果となった。 今年はプレーヤー部門では、精密機械と称されたコントロールを武器に通算213勝をマークした広島・北別府学さんと、同じく広島で“炎のストッパー”と称された津田恒実さんの2人が選出された。 殿堂入りは数字と実績のみで選考されるべきか? 特に注目されたのは、1993年に脳腫瘍のために32歳の若さで亡くなった津田さんの選出だった。 亡くなるまでに津田さんは、286試合に登板、49勝41敗、90セー

    ブーマーはなぜ選ばれなかったのか?殿堂の意義を歪める「感情」と「偏見」。(鷲田康)
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    ryozo18 2012/01/24
    相撲界と似て蝶
  • 日本ハムが貫いたドラフトの信念。菅野騒動で問われる球団の姿勢。(中村計)

    津田敏一日ハム球団社長が菅野の指名権獲得を確認した瞬間。「スカウティングと育成で勝ち続けるのが、ウチのモットー」と胸を張った津田社長 当にそうだろうか。 先日のドラフト会議で、日ハムが東海大の菅野智之を先方に何の断りもなく指名したことについて、一部の関係者が「失礼だ」と憤慨しているという。 しかし、指名する場合、事前に監督等に連絡を入れるのは「礼儀」ではない。あくまで球界の単なる「慣習」だ。 どのような展開になるのかもわからないのに、指名するであろう選手にいちいち連絡を入れていたのではキリがない。おそらく今年も、何の連絡もないままに指名を受けた選手は菅野だけではないだろう。 そもそも日ハムでは、ドラフト当日まで、誰を指名するかを知っているのはGMを始めとするほんの数名の幹部だけだ。 日ハムのスカウト、岩井隆之が明かす。 「僕は横浜でもスカウトをしていたんですけど、日ハムにきてび

    日本ハムが貫いたドラフトの信念。菅野騒動で問われる球団の姿勢。(中村計)
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    ryozo18 2011/10/31
    「日ハム叩き」ってある種「ホリエモン叩き」と通底するのかもね。「ルールに従ってやったまで」を批判する空気
  • ザック流の“マネジメント”とは?日本代表に漂う独特の緊張感の正体。(二宮寿朗)

    欧州視察に出たザッケローニ監督は、マジョルカの家長昭博に「もっと試合に出て、頑張って欲しい」と言い、試合出場が少ないケルンの槙野智章に対しては「絶対に出られないレベルじゃない。いつか絶対にチャンスが来るから油断しないように」と言葉をかけた アルベルト・ザッケローニが2週間の欧州視察を終えて日に戻ってきた。 指揮官が自分の目でチェックしてきたのは香川真司、槙野智章の現代表メンバーにとどまらず、最近代表に招集していない森貴幸、乾貴士、家長昭博たちであった。 森らを視察したのは何も11月に行なわれるタジキスタン、北朝鮮戦のアウェー2連戦での招集と直接つながるものではない。今後を見据えて「俺は変わらず君を見ている」というメッセージを送る意味もあれば、チームでの活動に専念している彼らの“その後”を把握する目的もあっただろう。森たちはあらためてザッケローニから「見られている」ことを強く意識した

    ザック流の“マネジメント”とは?日本代表に漂う独特の緊張感の正体。(二宮寿朗)
    ryozo18
    ryozo18 2011/10/31
    だとすると「本田の穴」とか「ポスト遠藤不在」なんて不安もいずれ解消してくれるかな
  • GM、そして監督も解任して……。浦和レッズはいま何をするべきか?(木崎伸也)

    10月15日にホームで行われた「さいたまダービー」に0-1で敗れた後の公式会見で、今季限りで辞任する意向を明らかにしていた浦和レッズのペトロビッチ監督。今季どころか、それからわずか5日後に解任となってしまった 残留しようと、降格しようと、これを浦和レッズにとってチャンスにすべきだと思う。「日企業的クラブ」から、「真のプロクラブ」に生まれ変わるための――。 10月20日、浦和レッズは降格圏の16位に転落したことを受け、ゼリコ・ペトロビッチ監督を解任した。すでに9月には柱谷幸一GMを解任しており、シーズン中に現場責任者と強化責任者が次々とチームを去るという異常事態に陥った。クラブ強化の継続性がまったくないことを宣言しているようなもので、ヨーロッパの感覚ではありえないことである。リーグ戦では残り5試合を浦和ユース監督の堀孝史氏が率いることになったが、結果がどうなろうと、この危機を利用してフロン

    GM、そして監督も解任して……。浦和レッズはいま何をするべきか?(木崎伸也)
    ryozo18
    ryozo18 2011/10/24
    ジャーナリストならこれくらいのことフィンケの口を借りずに言って欲しい/結局「外圧」でしか変われないのかねえ
  • <バルサの超攻撃革命> グアルディオラ 「3-4-3とセスク獲得の謎」(横井伸幸)

    史上最強と謳われるバルセロナが、さらなる高みに 到達しようとしている。そのきっかけとなったのが、 指揮官主導による2つの変化。だが、誰もその真意を掴めない。 何故3-4-3を導入し、何故セスクを獲ったのか――。 その謎解きの手掛かりは、彼の“ルーツ”にあった。 バルセロナの監督ジョゼップ・グアルディオラをよく知る者は口を揃える。 1日24時間サッカーのことを考えていると。あれは病気だと。 現チームの中でグアルディオラと過ごしてきた時間が最も長いシャビ・エルナンデスは、ロッカールームを共にしていた頃を振り返る。 「僕のキャリアの中で『当にサッカーが好きなんだな』と思った選手は何人かいる。リバウド('97年~'02年に在籍。'99年にバロンドール受賞)とかね。でも、このスポーツのありとあらゆる側面に留意し、どんな些細なことも見逃さなかったのは“ペップ”だけだった」 バルサの強さの秘密である。

    <バルサの超攻撃革命> グアルディオラ 「3-4-3とセスク獲得の謎」(横井伸幸)
  • 炯眼の勝負師・落合博満監督に、ただひとつ足りなかったもの。(鷲田康)

    昨季までの7年間、中日の監督としてリーグ優勝3回、日一1回の成績を収めた。後半好調の今シーズンも1位ヤクルトの背中を射程圏内にとらえている オークランド・アスレチックス・松井秀喜外野手の師といえば、いわずと知れた巨人の長嶋茂雄終身名誉監督である。 「いま自分がやろうとしているバッティングは、基的には巨人時代に長嶋監督とやってきたことと同じなんです」 メジャーに渡って9年、プロ生活20年になろうかという今でも、ミスターと二人三脚で追い求めた打撃の真髄を究めるために、松井は階段を登りつめているわけである。 そのミスターとは別に、実は松井にはもう一人、“影の師”ともいえる存在がいる。 「理にかなっているけど難しかった。ようやく最近になって言っていたことが分かることがある」 中日の落合博満監督である。 プロ2年目の1994年、落合は中日からフリーエージェントで巨人に移籍してきた。それから日

    炯眼の勝負師・落合博満監督に、ただひとつ足りなかったもの。(鷲田康)
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    ryozo18 2011/10/04
    "「自分で考えろ」そうしなければ成長はないということだ" と自分で書いておきながら、「落合監督がチームの戦略をわかりやすく説明しなかったのがダメ」と断じる成長しないメディア人
  • 中村憲剛は本田不在を埋められるか?ザックジャパンの新布陣を検証する。(二宮寿朗)

    昨秋の親善試合でアルゼンチンと戦った時の田と中村。中村は9月の北朝鮮戦とウズベキスタン戦のために代表に招集され、怪我で離脱する前までは、練習でザッケローニ監督の指示によりトップ下で何度もテストを繰り返していたという ブラジルW杯アジア地区3次予選、ホームのタジキスタン戦(10月11日、大阪長居スタジアム)とその前哨戦となる親善試合ベトナム戦(7日、ホームズスタジアム神戸)に向けた日本代表メンバー23人が発表された。右肩脱臼のため招集が見送られていた長友佑都が6月のキリン杯以来、名古屋グランパスで調子を上げている藤淳吾が3月のチャリティーマッチ以来の復帰を果たしたが、初招集はゼロ。“ノーサプライズ”の人選となった。 ただ、タジキスタンを相手にどう戦うのか、アルベルト・ザッケローニの考え方は見えてきた。 トップ下で北朝鮮戦に先発した柏木が落選し、中村が復帰した意味。 注目したいのは、9月の

    中村憲剛は本田不在を埋められるか?ザックジャパンの新布陣を検証する。(二宮寿朗)
    ryozo18
    ryozo18 2011/09/30
    4-2-3-1にそこまで拘る必要もないとおもうんだけどねえ
  • バルサとレアルでリーガが破滅する!?「2強18弱」の歪んだ経済バランス。(工藤拓)

    カタール王族のオーナーをバックに大量補強を行ったマラガを除き、景気の良い話題が聞こえてこない今オフのスペイン。 この状況を見る限り、バルセロナ、レアル・マドリーの2強とその他18チームの格差拡大は着実に進行していると言える。 2強が他の追随を許さぬハイレベルな優勝争いを繰り広げる傍ら、他の18チームはCLダイレクト出場権が得られる3位を頂点とする「オトラ・リーガ」(別のリーグ)を繰り広げる。2011-2012シーズンのリーガ・エスパニョーラも、例年通りのシナリオに沿って進んでいくことは間違いなさそうだ。 拡大の一途をたどる経済格差の原因は放映権収入にあり。 このような状況を招いている原因として、数年前から議論されている問題がある。テレビ放映権収入の“格差”だ。 リーグがテレビ放映権を一括して管理・売買した上で各クラブに収入を分配している他国リーグとは違い、スペインでは各クラブが個別にメディ

    バルサとレアルでリーガが破滅する!?「2強18弱」の歪んだ経済バランス。(工藤拓)
  • <特別インタビュー> 鈴木隆行 「5カ国10クラブを渡り歩く男の哲学。」(佐藤岳)

    プレーした国は日、ブラジル、ベルギー、セルビア、そしてアメリカ。 類を見ない経歴を持つ男は、何を求めて世界を彷徨したのか。 その人生観と信念を語った。 2011年3月11日。その日、多くの人々がそうだったように、鈴木隆行の運命も激流にのみ込まれた。昨秋、3シーズン所属した北中米リーグのポートランド・ティンバースで引退を決意し、チームから持ちかけられたコーチ就任の話を受けようとしていた矢先、未曾有の大震災に遭う。交渉の途中、アメリカから一時帰国した翌日のことだった。 と1歳の愛娘を連れ、都内に買い物に出掛けていたとき、尋常ではない揺れを感じた。すぐに車に飛び乗り、自宅へと向かったが、その間も余震は続き、ビルとビルの合間を走り抜けながら恐怖を覚えた。道の両脇には人が溢れかえっている。とんでもないことが起きているという感覚に身の毛がよだった。 茨城県日立市にある実家はしばらく音信不通となり、

    <特別インタビュー> 鈴木隆行 「5カ国10クラブを渡り歩く男の哲学。」(佐藤岳)
  • <欧州を震撼させたニッポン人> 川島永嗣 「大量失点でMVPの理由」(中田徹)

    Number779号では、「5人の“突破者”たち」として、宮市亮、指宿洋史、 川島永嗣、細貝萌、瀬戸貴幸ら、異国で挑戦を続けるニッポン人の足跡を辿りました。 Number Webでは、今季、サポーターが選ぶ『プレイヤー・オブ・ジ・イヤー』に選出された川島永嗣選手(リールセSK/ベルギー1部)の記事を特別に全文公開します。 ちびっ子記者の激しい突っ込みが混じった質問に、川島は両手を叩きながら爆笑した。 これはリールセがファンサービスで開いた『模擬記者会見』の時の模様だ。リールセのサポーター連合会長、マルク・デ・ノエル(54)は、オランダ語を流暢に操りながら子供たちとコミュニケーションを取った川島の姿を思い出しながら目を細めた。 「川島はたいした奴だ。オランダ語は大変難しい言語なのにもう自由にしゃべっている」 今季、リールセの正GKとして活躍した川島はすっかりサポーターのハートをつかみきった。

    <欧州を震撼させたニッポン人> 川島永嗣 「大量失点でMVPの理由」(中田徹)
  • ライバルチームのゴールに一喜一憂!?Jのスタジアムにも欲しい速報掲示板。(木崎伸也)

    今年の夏場、Jリーグは暑さを考慮して、すべての試合が18時以降にキックオフされる。 たとえば7月30、31日に行なわれるJ1第19節では、18時キックオフが1試合で、他の8試合はすべて19時キックオフとなっている。つまり、ほぼすべてが同時刻に開催されるというのだ。 ぜひこの機会を利用して、実験的に導入してみてほしいのが、他会場でゴールが決まるたびに、そのスコアの速報をスタジアムで流すというサービスだ。 このサービスを実にうまく活用しているのが、ヨーロッパで最も平均観客動員数が多いブンデスリーガだ。たとえば今季の最終節は、15位ヴォルフスブルク、16位ボルシアMG、17位フランクフルトの3チームが残留をかけて、それぞれ異なるスタジアムで試合をしていた。 観客としては、目の前のピッチだけでなく、他会場の結果もとても気になっている。だから、チャイムとともに他会場のスコアが大画面に映ると、大きなど

    ライバルチームのゴールに一喜一憂!?Jのスタジアムにも欲しい速報掲示板。(木崎伸也)
    ryozo18
    ryozo18 2011/05/23
    これがあれば都並も気づいたかもなw
  • Jの「スピード」は既に世界レベル!?欧州組が教えてくれた日本人の長所。(木崎伸也)

    ブンデスリーガ2部で活躍する元川崎フロンターレのチョン・テセ。8ゴールを挙げ、ウィンターブレイク前の得点ランキング5位 まさかこれほどプレースタイルが変わっているとは。 12月17日、デュイスブルク対ボーフムの試合を観に行くと、今年7月にボーフムに移籍したチョン・テセが別人のようなスタイルでプレーしていた。 川崎時代のテセと言えば、パワーを生かしてブルドーザーのように相手をなぎ倒してシュートを打つイメージが強かったように思う。だが、このデュイスブルク戦はまったく違った。4-5-1の1トップの位置に入り、小刻みにステップを繰り返して、常にDFラインの裏に飛び出ることを狙っていた。あえてたとえるなら、まるで広島の佐藤寿人のようなプレースタイルだった。 パワー重視だったテセがドイツ2部ではスピードスターに!? そして後半8分、その「裏に出る動き」がついに報われる。中盤から出たスルーパスで一気に抜

    Jの「スピード」は既に世界レベル!?欧州組が教えてくれた日本人の長所。(木崎伸也)
    ryozo18
    ryozo18 2011/01/04
    日本人が平均的に速いならJでは「速さを活かすプレー」はできないだろw
  • 「野球は素晴らしい」と語る落合監督。その“夢”はファンに届いているか?(中村計)

    出張中で、BSが映らない宿泊先に泊まっていた野球ファンの方は、さぞかしさみしい思いをしたに違いない。 日シリーズの第1戦と、第2戦の日のことだ。 BS、CS、地上波ローカルにおける中継はあったものの、シリーズの中継開始以降、初めて地上波の全国中継がなかった。第5戦も同様の事態になるという。 今日、一般的な野球ファンないしスポーツファンであれば、自宅にはBSやCSを視聴できるぐらいの環境は整えているだろう。だが、出張となると状況が変わる。CSはもちろんのこと、古い旅館などになるとBSさえ映らないことがある。それでも運よくローカル放送の中継圏内にいればいいが、それもかなわなかった人は、その時間、どんな思いで過ごしたことだろう。 私にも経験がある。出張先で、世間的にも注目を集めているだろう試合、それに巨人がからんでいればなおのことだが、頭のどこかで「テレビで見られる」という感覚がいまだにある。

    「野球は素晴らしい」と語る落合監督。その“夢”はファンに届いているか?(中村計)
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    ryozo18 2010/11/02
    真剣勝負がみたいだけなんですが
  • セルビア戦完敗はメディアにも責任。岡田ジャパンに本物のサッカー愛を!!(杉山茂樹)

    主力をほとんど欠いた2軍以下のセルビアに0-3と惨敗。代表23人の最終選考どころか、守備の根的な見直しを迫られた 岡田ジャパンが、セルビア代表ならぬ「セルビア選抜」と対戦したのは、僕がちょうど海外に出かけている間だった。というわけで、その感想は、編集部から送られてきたDVDを頼りにしたものになる。つまり、あまり詳しいことは言えないし、言うべきではないのだが、ざっと見る限り、岡田ジャパンのプレーが普段と特別違っていたようには見えなかった。 いつも通りのプレーをして0-3で敗れた。国内組主体。メンバーが多少替わっても、やっているサッカーに変わりはほとんどなかった。 岡田ジャパンは今回の国際親善試合を含めてこれまで43試合を戦ってきたが、そのなかにこの日、2ゴールの活躍をしたムルジャ級のFWを備えたチームはどれほどいたか。この敗戦が通算7敗目という事実が、それを端的に物語っている。 ちょっとミ

    セルビア戦完敗はメディアにも責任。岡田ジャパンに本物のサッカー愛を!!(杉山茂樹)