落語家の三遊亭多歌介(さんゆうてい・たかすけ)さん(本名・栗原史郎=くりはら・しろう)が27日午後2時40分、新型コロナウイルス感染症のために亡くなったと29日、落語協会が発表した。54歳だった。東京都出身。通夜・告別式については未定。家族も感染して療養中だという。 【写真】千葉真一さんコロナ死 面会制限厳しく次男・真栄田郷敦も最期をみとれず 落語協会では感染時期などを確認中だが、17日には東京・上野の鈴本演芸場の寄席に出演していたという。 多歌介さんは83年に3代目三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ちわり」だった。89年に二ツ目に昇進し「三遊亭歌風」を襲名。98年に真打ちに昇進をして「三遊亭多歌介」と改名した。主な持ちネタに「師匠の十八番」「浪曲社長」など。
モデルナの新型コロナウイルスのワクチンの一部に異物が混入した問題で田村厚生労働大臣は、NHKの「日曜討論」で、接種見合わせの対象となったワクチンを接種した2人が死亡したことについて、因果関係などを早急に調査する考えを示しました。 この中で田村厚生労働大臣は「今回、亡くなった方が出てきたのは、異物が混入していたロットではなく、それ以外に使用を止めている残りのロットからで、因果関係はまだ分からない」と述べました。 そのうえで「原因も含め、再発防止をしていかなければならないので、調査の最中だが、分かったことは速やかに国民に情報を開示していきたい。どういう状況で亡くなったか、因果関係も含めて、専門家にしっかりと評価をしてもらいたい」と述べました。 また、来月12日が期限となっている緊急事態宣言について「新規感染者の基準を見ると、東京は1日当たり500人未満にならないと解除できないので、今の現状を考
日本政府によるアフガニスタンからの邦人や大使館の現地スタッフの退避作戦は、事実上の活動期限である27日を過ぎ、継続は困難な状況となってきた。 【図解】アフガニスタン 自爆テロによる治安悪化などの影響で、最大500人と想定する退避希望者の多くはアフガン国内に残されたまま。派遣の根拠である自衛隊法に活動を制約され、自衛官は首都カブールの空港から一歩も外に出られなかった。 政府は当初、退避希望者の空港までの移動手段について、「各自で確保していただくしか仕方ない」(岸信夫防衛相)としていた。しかし、イスラム主義組織タリバンが24日にアフガン人の出国を認めない考えを表明したことを受け、方針を転換。26日には空港へ向かうバスを20台以上用意したものの、空港ゲート付近で自爆テロが発生したため、移動を断念した。 今回、自衛隊員の任務は自衛隊法84条の4に基づく「輸送」で、空港内での邦人らの誘導と空自機によ
群馬でも異物見つかる モデルナ製ワクチン 2021年08月29日20時22分 米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン 群馬県は29日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンから異物が見つかったと発表した。厚生労働省が使用を見合わせたものとは製造番号が異なるという。県は同じ製造番号のワクチン使用を一時停止した上で、今後使用できるかなどを厚労省に確認している。 モデルナワクチン、新たに異物 使用中止と別の製造番号―沖縄 県によると同日午前、大規模接種会場「東毛ワクチン接種センター」(太田市)で薬剤充填(じゅうてん)作業の際、ワクチンの瓶の中を確認していた薬剤師が異物を発見した。 見つかったのは1本の瓶から一つで、大きさ0.5ミリ程度。青みがかった黒色の薄片状で、磁石を近づけても反応しなかった。 県は同センターでの午前の接種を中断し、別の製造番号のワクチンを使って午後から再開した。同センター
『ワクチン、若年層の2割弱「接種しない」 都が調査結果』朝日新聞が8月26日に報じたこのニュースに対し、一部で批判の声が上がっている。大阪大学特任教授で新型コロナ対策の政府分科会メンバーでもある大竹文雄さんはTwittterで、「この見出しのつけ方が、若者のワクチン接種率に大きな影響を与える可能性について報道機関は真剣に考えるべきだと思います」と指摘した。ワクチン接種を多くの人が望む中で、報道が抱える課題とは何か。 問題が指摘されている朝日新聞の報道は、8月26日に東京都のモニタリング会議で発表された都民へのアンケート結果を伝えるものだ。 アンケート調査は東京iCDC(感染症対策センター)専門家ボードによるもので、都内在住の20~70代の男女1000人を対象に、2021年7月16日~17日にかけて行われた。 《若年層では2割弱が「接種しない」と回答した。「おそらく接種しない」と「絶対に接種
ワクチン接種を担当する河野規制改革担当相は29日朝、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」に出演し、1回目と2回目で異なるワクチンを打つ「交差接種」の是非について、政府内で検討していることを明らかにした。 “ワクチン接種担当”河野規制改革相「今、厚労省に対して、1回目はアストラゼネカ、2回目はファイザー、あるいは(1回目)アストラゼネカと(2回目)モデルナという交差接種をやってもいいのかどうか、見解を出してほしいというお願いをしているところ」 河野大臣は、現在、接種の間隔が8週間とされているアストラゼネカ製のワクチンについて、2回目にファイザー製やモデルナ製を打つことにより、加速化につなげられないか、政府内で検討していることを明らかにした。 一方、接種の証明書を国内の商業施設などで活用することについては、政府でガイドラインの策定を検討しているとしたうえで、緊急事態宣言の下での酒類の提
東京都が若い世代向けに行っているワクチン接種について、河野規制改革担当大臣は、予約を取らずに行うのは無謀だと指摘し、インターネットを活用した予約や抽せんを行うのが望ましいという考えを示しました。 河野規制改革担当大臣はフジテレビの番組「日曜報道 THE PRIME」に出演し、東京都が若い世代向けに渋谷区で行っているワクチン接種について、「打ちたい人がたくさんいる中で、『予約なし』というのはかなり無謀な話だ」と指摘しました。 そのうえで、「ネットで申し込んで『当たったら何時に来てください』など、むだが起きない形でやれば、納得してくださるのではないか」と述べ、インターネットを活用した予約や抽せんを行うのが望ましいという考えを示しました。 また、接種の加速化に向けて河野大臣は「厚生労働省に対し、1回目をアストラゼネカ、2回目をファイザーやモデルナという『交差接種』をやっていいのかや、それによって
大阪府の吉村知事は、読売テレビの番組「ウェークアップ」で、新型コロナウイルスの感染拡大で、病床がひっ迫しつつある状況を踏まえ、大阪・住之江区の国際展示場「インテックス大阪」に、1000床程度を備えた臨時の患者の受け入れ施設を設置する方向で調整に入ったことを明らかにしました。 この中で、大阪府の吉村知事は「これだけ感染が広がっているので、大阪に1000床単位の野戦病院を作りたい。大阪大学医学部附属病院に相談させてもらっているが、コアになる医療従事者の方などのご協力をお願いしたい」と述べ、1000床程度を備えた臨時の患者の受け入れ施設を設置する方向で調整に入ったことを明らかにしました。 設置場所は、大阪・住之江区の国際展示場「インテックス大阪」を軸に調整しているということです。 そのうえで、吉村知事は「そう簡単ではないが、できるだけ早く取りかかる。医療従事者をどう確保するかなど課題山積だが、と
立憲民主党の枝野代表は、ラジオ日本の番組で、政府の新型コロナ対策は楽観的で根拠に乏しいと批判したうえで、次の衆議院選挙で政権交代を実現し、感染を封じ込めたいという考えを示しました。 この中で立憲民主党の枝野代表は、新型コロナウイルスに感染して、自宅で療養する人が増えていることについて「この間、ホテルの借り上げや臨時の医療施設をつくるといった対応をなぜしてこなかったのか。患者を見捨てていると言わざるをえない。政府の対応は根拠がなく、楽観論に一貫して立っており不思議だ」と述べ、政府の対応を批判しました。 そして、枝野氏は「『安倍・菅政権』は官僚にそんたくを強いてきたため、総理大臣にとって耳の痛いことを誰も言わなくなった。自民党政権を変えないと、官僚の意識も変わらない」と指摘しました。 そのうえで「政権交代がないと民主主義はよくならない。次の衆議院選挙で政権をしっかりと預かり、新型コロナウイルス
モデルナ製接種の2人死亡 見合わせ対象のワクチン使用―新型コロナ 2021年08月28日17時54分 厚生労働省、環境省が入る中央合同庁舎第5号館=東京都千代田区霞が関 米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンから異物が見つかった問題で、厚生労働省は28日、異物が混入したワクチンと同時期に製造された製品を接種された30歳と38歳の男性が、接種後に死亡したことを明らかにした。いずれも基礎疾患はないという。 接種済みは50万回分 モデルナ異物混入 厚労省は「現時点ではワクチン接種と死亡の因果関係は不明で、異物混入が原因であることを示す情報もない」と説明。死亡報告が重なったことから、透明性向上のため公表したとしている。 2人が接種したのは製造番号「3004734」の製品。これまでに異物混入の報告はないが、異物が複数見つかった「3004667」と同時期に同じスペインの工場で製造されており、26日に
ワクチン接種後の健康被害がやっと救済される──。厚生労働省の審査会は8月19日、新型コロナワクチンの接種後にアナフィラキシーなどの健康被害を訴えた29人に対し、医療費や医療手当の補償を決定した。29人のうち28人が女性で、平均年齢は43才だった。 【別表】ファイザーが公表したワクチン接種者の死因の内訳 国が新型コロナワクチンの副反応の救済を認めるのは初めてだ。しかし、ワクチン接種後に亡くなった約1000人は、「ワクチンとの因果関係は不明」とされたままだ(8月24日現在)。 また、日本に先んじてイスラエルやアメリカなどが「3回目接種」を行うなどワクチンをめぐる話題はいまだ尽きない。 そんな中、製造元の1つである米ファイザー社が7月28日に公表した英語の研究論文が静かに波紋を広げている。 その研究には世界各国の4万人以上が参加。ファイザー製ワクチンの2回目接種から最大6か月間に及ぶ大規模な追跡
東京国家公務員・独立行政法人労働組合共闘会議(東京国公)は、人事院勧告が国家公務員の賃上げを据え置いた結果、東京都内で23区以外は、地域手当を加算しても、軒並み公務員高卒初任給が最低賃金割れになると発表しました。 最賃は、今年の改定で全国加重平均902円から930円に引き上げられましたが、国家公務員の高卒初任給は、月額15万600円、時給換算897円のままであり、最賃割れが深刻化しています。 最賃1041円へ改定となる東京都では、地域手当を上乗せしても、23区で時給1076円となり最賃ギリギリ。23区に次いで地域手当が多い武蔵野市、調布市など9市では1040円となり、東京の最賃を下回っています。 13町村は地域手当が支給されず、時給897円のまま。最賃を144円も下回ります。 東京国公は民間の労働組合などとの共同を広げ、人事院、政府に対して、国民のいのちと暮らしを守り、コロナ対応で奮闘する
23日、政府諮問機関「規制改革推進会議」の新議長に就任した株式会社KADOKAWA社長で、慶応大学特別招聘教授の夏野剛氏(56)。そんな夏野氏の過去の発言が大非難を浴びている。 菅政権における重要施策である規制改革。各メディアによると菅義偉首相(72)は同日の規制改革推進会議で「悪しき前例主義に捕らわれず、国民目線であるべき姿を考える」と意気込みを見せていたという。そんな中、白羽の矢がたったのが、デジタル業界に詳しく、これまでも同会議の委員を務めていた夏野氏だ。 しかし、夏野氏は7月に出演した『ABEMA Prime』で、東京五輪が無観客で行われることが子供の発表会なども無観客で行われていることへの配慮ではと唱えた別の出演者の見解に対して「そんなクソなピアノの発表会なんてどうでもいいでしょう、五輪と比べれば。だけどそれを一緒にするアホな国民感情に、今年選挙があるから乗らざるを得ないんですよ
政府の新型コロナウイルス対策をめぐり、共産党の志位委員長はオンラインで開いた演説会で、今の医療のひっ迫は菅政権による人災だと批判し、命を守る政治に転換するため、次の衆議院選挙で野党共闘による政権交代を目指す考えを重ねて強調しました。 この中で志位氏は、新型コロナウイルスの感染拡大で医療がひっ迫した現状を踏まえ「政府は『災害級』ということばを使うがこれは自然災害では決してない。やるべきことを怠ってきた菅政権による人災であることはもはや明らかだ」と批判しました。 そのうえで「菅政権には総選挙で責任を取らせなければならない。命を守る新しい政権をつくるには共産党の躍進とともに市民と野党の共闘を成功させて政権交代を実現し『野党連合政権』をつくることがどうしても必要だ」と述べ、次の衆議院選挙で野党共闘による政権交代を目指す考えを重ねて強調しました。
毎日新聞の28日の世論調査で、内閣支持率が過去最低の26%に落ち込んだことで、政府・与党は「危険水域に入った」と危機感を強めている。次期衆院選が迫る中、自民党内で「菅離れ」が進み、9月29日投開票の党総裁選の情勢が流動化する可能性もある。 自民の野田聖子幹事長代行は28日、支持率低下について「新型コロナウイルスのデルタ株への国民の不安を払拭(ふっしょく)できていないことが大きく、謙虚に受け止めたい。コロナ対策と発信を強力に進めなければならない」と語った。公明党の山口那津男代表は「『政府・与党がしっかりしろ』という厳しい指摘だ。的確に医療サービスが行き届いていない。やれることは全てやらなければならない」と述べた。 支持率26%は、第2次安倍政権で最低だった2017年7月と並ぶ数値だ。この時は「森友・加計学園問題」への批判が高まり、自民は直前の東京都議選で歴史的な大敗を喫した。官邸幹部は「この
28日夜、千葉県匝瑳市の住宅でトラブルの通報で対応していた警察官が刃物を持って襲いかかってきた男に向けて発砲し、その後、男は死亡しました。警察は発砲したあと、男を公務執行妨害の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、28日午後6時半ごろ千葉県匝瑳市吉崎で「近所の家の米の乾燥機の音がうるさい」と警察に通報がありました。 50代の警察官2人が乾燥機がある住宅に向かい事情を聞いていたところ、通報したとみられる男が現場にのこぎりを持って現れたということです。 そして、対応した警察官にのこぎりを振り回しながら襲いかかってきたことから警察官の1人が威嚇のため上空に向けて発砲しましたが男は動きを止めず、そのため男に向けて1発を発砲したということです。 弾は男の胸から腹のあたりに当たり、病院に運ばれましたが死亡しました。 死亡したのは現場の住宅の近くに住む70代の男とみられ、警察は発砲したあと公務執行妨害
新型コロナワクチンの米モデルナ製の一部に金属片とみられる異物が混入していた問題にはゾッとする。田村厚労相は27日の会見で「早急に原因を究明し、モデルナ社と(国内流通を手掛ける)武田薬品工業に再発防止を対応してもらわないといけない」と発言。SNS上では〈怖すぎるよ~!〉〈打ちたくないなぁ〉と当然のリアクションが広がっているが、異物混入ワクチンはそれ以前から国内で見つかっていたことが判明。問題はさらに拡大する恐れがある。 東京都の新規感染者が2日連続で前週から減 第5波は「ピークアウト」したのか?上昌広氏に聞いた ◇ ◇ ◇ 厚労省が異物混入を公表したのは、ロット番号「3004667」(出荷量約57万回分)のワクチン。同じラインで製造された「3004734」(同約52万回分)、「3004956」(同約54万回分)についても混入の疑いアリと判断し、3ロット計約163万回分の使用中止を自治体に
今月モデルナの新型コロナウイルスワクチンの一部に異物が混入した問題で、厚生労働省は接種を見合わせたワクチンの接種を今月、受けていた男性2人が死亡していたと公表しました。死因や接種との因果関係は不明で厚生労働省が詳しく調べています。 今月中旬以降、全国の複数の接種会場で、モデルナのワクチンの未開封の容器の一部に粒子状の金属とみられる異物が混入しているのが見つかり、厚生労働省は混入した可能性が否定できない163万回分のワクチンの接種を見合わせています。 厚生労働省は28日、使用を見合わせたワクチンをすでに接種されていた30代の男性2人が死亡していたと公表しました。 このうち、38歳の男性は今月15日に、30歳の男性は今月22日に接種を受け、いずれも3日後に死亡しているのが見つかりました。 2人に基礎疾患はなく、死因は分かっていないということで、現時点で接種との因果関係は不明だとしています。 2
モデルナワクチン、新たに異物 使用中止と別の製造番号―沖縄 2021年08月29日00時23分 沖縄県は28日、接種に使用予定だった米モデルナ製新型コロナウイルスワクチンから、異物が発見されたと発表した。これまでに各地で混入が判明し、使用見合わせが決まったものとは別の製造番号という。 県によると、県立武道館の大規模接種会場で28日午後3時以降、接種に使用予定だったモデルナワクチンの小瓶1本と、ワクチンを充填(じゅうてん)済みの注射器2本から、相次いで黒色の異物が見つかった。別の注射器1本からもピンク色の異物が発見された。 県の担当者によると、黒い異物は髪の毛の先のようなものに見え、大きさは1ミリ以下。ピンクの異物は1~2ミリ程度だった。 異物発見を受け県は、この会場での29日までの接種を中止。同会場では28日、異物混入がないことを確認した上で、別の小瓶のワクチンを415人に接種していた。こ
沖縄県が設置してる新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターで、国が使用を見合わせているロット番号とは異なる番号のモデルナのワクチンから異物が見つかり、県はこの会場での接種を見合わせることにしました。 沖縄県によりますと、那覇市内に設置している県の大規模接種センターで、28日午後3時ごろ、薬剤師が、モデルナの新型コロナウイルスワクチンを入れた1本の注射器の中に黒い異物があるのを見つけました。 その後もワクチンの瓶1つと、ほかの注射器1本からそれぞれ黒い異物が、さらに別の注射器1本からは半透明のピンク色の異物が見つかりました。 いずれも同じロット番号のワクチンですが、厚生労働省が異物の混入で使用を見合わせている3つのロット番号とは異なる番号だということです。 沖縄県はワクチンに異物が相次いで見つかったため、接種を途中で中止し、この会場での29日の接種も見合わせることにしています。 今後、
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