鎌倉駅を降りて、小町通りに入ってすぐの左手の二階に「なると屋+典座(なるとやぷらすてんぞ)」はある。ちょっと体調が悪い時や疲れた時なんかに、「何か体に良いものを食べたいなあ」と思った時に、行きたくなるお店だ。「典座(てんぞ)」とは 禅宗用語。禅林において座具,炊飯,料理を司る僧侶の役職名。重要な役なので高潔の僧が選ばれる。 (典座(てんぞ)とは - コトバンク) という意味があるそうだ。メニューが月ごとに変わり、その月その月の旬のものを堪能できる。今日のランチでは、(1)「葛とじうどん(2)うどん+惣菜三品(3)10月のごはん、といった三種類があり、(2)を頂くことにした。 広くゆったりとした店内はあたたかい落ち着いた照明が居心地が良い。BGMも静かめで、厨房でスタッフがリズム良く食材をトントンと切る音や、油の弾ける音が聞こえてくる。左を向いて窓の外を眺めると納言志るこ店のある小道が見える