Equinixのベアメタルサービスの中核を担うオープンソースソフトウェアのTinkerbellを紹介する。 Tinkerbellは、ベアメタルのマシンにOSを実装するためにマイクロサービスを組み合わせて実装したオープンソースソフトウェアだ。元はベアメタル向けのソリューションを開発していたベンチャーのPacketが開発していたベアメタル向けのソフトウェアだった。2020年3月にEquinixがPacketを買収したことで、現在はベアメタルマシンを使ったサービスとしてEquinixのサービスメニューの一つとなっている。 Tinkerbellは元のソフトウェアからPacketに特化したコードを取り除き、どのインフラストラクチャーでも実装可能なように仕立て上げたオープンソースソフトウェアであり、開発は今もEquinixに所属している元Packetのエンジニアが継続しているという。 Tinkerbe
はじめに ITエンジニアとして英語を使う際に、単語や表現の知識が足りないと困ることはありませんか。ITエンジニアに必要な専門知識は持っていても、英語の単語や表現が分からないために、業務がスムーズに行えないのは悔しいですよね。 しかし、数多くある英単語や表現の中から、何を覚えるべきか判断するのも簡単ではありません。そこで今回は、ITエンジニアとして知っておきたい英単語と表現を、3つの場面から紹介します。これらの単語や表現は他の場面でも応用できるものなので、ぜひ覚えておきましょう。 また、単語や表現の日本語訳だけを覚えても、文中での使い方が分からない場合もあります。今回は、単語や表現の意味を確認した後に会話動画で用法をご確認いただけるので、使い方のイメージをしっかりと持つことができます。 提案について 上司と打ち合わせをする際の単語と表現 最初に取り上げる場面は、顧客に対して提案する内容につい
Google、MicrosoftそしてAmazon(AWS)といった大手クラウドプロバイダーによる対応も始まり、Kubernetesはコンテナオーケストレーションエンジンのデファクトスタンダードとなった感があります。この連載では、Kubernetesの基本的なことから実際に使用するところまで、解説します。 Kubernetes、始めるなら今です。
Service ClusterIP NodePort LoadBalancer ExternalIP ExternalName Headless(None) Ingress Headless Service KubernetesのHeadless Serviceとは、PodのIP Addressが返ってくるServiceです。通常はPodのIP Addressはすぐ変動することが多いため、永続性の高いStatefulSetのみで利用可能となっています。前回の記事で紹介した他のServiceで負荷分散のために提供されるエンドポイントは、VIP的な動作をするような複数Pod宛のIPエンドポイントでした。
2017年5月に開催されたOpenStack SummitでのブレークアウトセッションでNEC、KDDI、Red Hatが共同でOpenStackのマイグレーション環境のPoCを解説。 2017年5月8日から11日までボストンにて開催されたOpenStack Summitで、NEC、KDDI、Red Hatは共同で行った実証実験を解説するセッションを行った。これは、複数のサーバーで構成されたクラスターから一部のサーバーをアップグレードしたり、パッチの適応を行ったりという運用管理を自動化するための検証環境で、サーバーをハードウェアプールの一部として扱うことで、起動/停止、アップグレードなどを自動化するという。 このセッションには、Red Hatからは2014年にRed Hatが買収したeNovanceのコンサルタントが、NECからはOpenStackとキャリアグレードのネットワークオペレーシ
OpenStack TackerによるNFVオーケストレーション OpenDaylightのユースケースにNFV(Network Functions Virtualization)があります。今回はNFVの視点から、Tacker(https://wiki.openstack.org/wiki/Tacker)について解説します。Tackerとは、OpenStackのプロジェクトの1つで、ETSI MANOアーキテクチャフレームワークに基づいたVNFM/NFVOの役割を果たすコンポーネントです。といっても、VNFM/NFVOって何?という方も多いと思いますので、ETSI(欧州電気通信標準化機構)が提唱するNFVについて簡単におさらいしておきます。 NFVアーキテクチャのおさらい NFVとは、ファイアーウォールなどのこれまで専用のハードウェアアプライアンスで実現されていたネットワーク機能を、ソフ
今回は、DevStack(http://docs.openstack.org/developer/devstack/)というツールを使ってOpenDaylight(以降、ODLと省略)とOpenStackを連携させた環境の構築にチャレンジしてみたいと思います。 それではさっそく構築方法について説明していきたいのですが、いきなり「ODLとOpenStackをそれぞれマニュアルに沿って構築して連携させてみましょう!」、というのは少し難易度が高いです。というのも、ODLは比較的新しめのOSSであるために情報が雑多で探しづらく、日本語の情報も少ないというのが現状だからです。 そこで今回は、もっとも簡単とされるDevStackを使った構築方法をご紹介していきます。DevStackはOpenStack開発者達の間では、公式のテスト環境構築ツールとして親しまれています。数十行の設定ファイルを書いてスクリ
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