ゲームマーケットでは約1時間で100部が完売したというカードゲーム「この過労死がすごい!」(反社会人サークル提供)この記事の写真をすべて見る 炎上プロジェクトは30時間、クレーム対応は3時間……リアルなカードで盛り上がる 「この過労死がすごい!」がすごい。2015年秋のゲームマーケットに出品され、約1時間で持ち込んだ100部が完売したという話題のカードゲームだ。いったいどのようなゲームなのか。 「この過労死がすごい!」は、“社畜”となったプレイヤーが、「残業カード」(残業の中身と時間が書かれたカード)や「業務外カード」といった計62枚のカードを駆使して残業に励み、残業代(ブユウデンと呼ばれるポイント)を稼ぐゲームだ。他の社畜(プレイヤー)を蹴落とし、“カロウシ”のリスクを免れながら、いかに多くの残業時間を上積みできるかが勝利のカギとなる。 遊び方を説明した「就業規則」には、初めに「あなたは