発展途上国の巨大都市や人里離れた農村地帯に住む何十億という人たちに、安価なコンピュータを提供することから得られるメリットは、いくらでも挙げることができる。 農村の子供たちは地域の学校が閉鎖しても、そのコンピュータを使って授業を受けることができるし、大人たちは生産した農産物の価格を戦略的に設定する方法を学ぶことができる。また、ウガンダでは衛星通信回線とプリンタを備えたワゴン車を使って、子供たちに安価な本を提供している。 エジプトのような一部の国では、ITの普及に伴って中産階級が台頭し、結果として政治的な安定が得られると期待されている。 Advanced Micro Devices(AMD)の調査によると、全世界のインターネット利用者数はおよそ10億人で、全人口65億人のうちの16%に過ぎないという。 まだインターネットを利用していない人々でも買えるような、丈夫で強力かつ安価なマシンを設計する
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