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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (405)

  • 経済物理学の発見/高安秀樹: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 タイトル: 経済物理学の発見 コメント: う~ん、まだ、いまいち消化しきれてませんが、こんなこと言ってる立場でもあるので、スピード重視で取り急ぎ書評。 エコノフィジックス(経済物理学)とは?このはエコノフィジックス(経済物理学)の入門書といえるんではないかと思います。経済学や物理学の理解がそれほどなくても十分読めるほど、内容はわかりやすいです。 ただ、量子力学などの現代物理学と同じで内容はわかっても、そもそも直感性に欠けるものを扱ってはいるので、きちんと身体に馴染ませるには自分自身でいろんな方向から眺めるなどの作業の時間が必要にはなるでしょう。 さて、まずはこの聞きなれないエコノフィジックスとはいったい何か? 著者の言葉から引用してみましょう。 エコノフィジックスは物理

  • はてな+Google: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 はてなはてな検索のエンジンをこれまでのYahoo!からGoogleに変更したそうです。 株式会社はてな(代表取締役:近藤淳也/東京都渋谷区)は、Google Inc.(CEO兼会長:Eric Schmidt、社:米カリフォルニア州) と提携し、8月15日よりはてなの提供する検索サービス「はてな検索」にGoogleの検索エンジンを導入、はてな検索の大幅な機能強化を実現しました。

  • プライスコレクション 若冲と江戸絵画展: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日の話になりますが、東京国立博物館で行われている「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」に行ってきました。 前から一度、伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」の実物を見たいと思っていたのですが、実際に見てみて感動しました。 やっぱり印刷物で見るのとは大違い。別にリアルに描いているわけではないのに、なんか動物や鳥たちが生き生きしている感じがするのは不思議でした。 「鳥獣花木図屏風」もそうですが、「紫陽花双鶏図」などの他の若冲の絵も、一緒に展示されていた他の画家とは一線を画す独特の絵画観=自然観は圧巻でした。 鶏や鶴などが群れとなり、折り重なり、さらに梅や紫陽花などの植物とも折り重なり、一体化する様は、個体としてのそれぞれの生物を描いているというよりは、そこにある細胞や遺伝子など、も

  • なぜ間違うことを恐れるより、アウトプットを早めたほうがよいのか?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 皆さんのコメントなどを見させていただいて、「間違えを恐れるあまり思考のアウトプット速度を遅くしていませんか?」にも足りない部分があったと思いますので、あらためてここで補足させていただきます。 自分ではわからない間違いがある先のエントリーでは、過剰に間違いを恐れてアウトプット速度が遅くなるのはよくないと書きました。しかし、当たり前ですが、それは間違ってもいいということではありません。間違いがどうかを検討するくらいは当然アウトプットを行う前にやっておくべきです。ただ、そこに間違いだとまだ決まってもいないのに必要以上に間違わないことに過敏になる必要はないということです。 最初から間違ってると自分でわかっているもの以外は、結局、いくら自分だけで考えてもそこに間違いがあるかどうかは自

  • 間違えを受け入れられる寛容さ:DESIGN IT! w-LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「間違えを恐れるあまり思考のアウトプット速度を遅くしていませんか?」がこんなに反響があるなんてまったく予想していませんでした。何が人気が出るかは、内容自体もさることながら、当に運だとかタイミングの問題も大きいのだなとあらためて感じました。その意味でも、失敗を恐れずにアウトプットしてみることは必要だなということが実感できました。 いろいろ勉強になりました。皆さん、ありがとうございます。 すべてのコミュニケーションの場がメッシュ化したわけではないさて、いろんなご意見のあった中で、トラックバックもいただいたAdamsky’s Sighさんの下記のような言葉は、企業内においてアウトプットをためらわせる大きな要因になっているのでしょう。 けれども、実際に全てのコミュニケーションの場

  • 「チャングムの誓い」がはじまる前に: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 なるほど。別に同時に見られなくても、足し算してそれが高視聴率になればいいってわけか。 TV、というより動画コンテントの需要は、今後しばらくは増していくだろう。視聴者の時間に限りがある以上、永遠にそれが続く訳に行かないまでも、「おしん」と同等の視聴者数を確保するのに何倍もの番組数が必要になったことを考えれば、成長の余地はまだまだあると見てもいい。 問題は、それを「おしん」を一作り、それを同じ時間に見せるというやり方に、日のTV局が拘泥しているように見えることだ。 というか、よくよく考えてみると、みんなが同じ時間に同じ商品を消費しなくてはいけないものなんて、他にあまり例がない。当に同じ形なのはラジオ番組くらいしか思い浮かばないし、映画館で見る映画もある意味ではそうだ。 も

  • 文章教室: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 1 課題① 『私はなぜ文章を書きたいと思うのか』 課題② 『私とは誰か-自分史として自己を見つめる、見つめ直す-』 2 最初はといえば、園芸。 <桜子は出来の良い娘だったので、友人や知人の受験生の母親のように、ハラハラしたり>心配やら気をつかうあまりのノイローゼ気味になるという、家中挙げての<これは当に戦争なのよ、とつくづく感想をもらす友人の気持も味わうことはなかったし>国立大学に現役で合格してすぐに自分で手続をすっかり済ませて奨学金を受ける資格もとり、まったく<青春を謳歌>しているように見えた。 僕は大学生の頃、この『文章教室』をはじめとする多くの金井美恵子作品に「書くこと」を学ばせてもらいました。 『軽いめまい』『明るい部屋のなかで』『道化師の恋』など、金井美恵子さん

  • 間違えを恐れるあまり思考のアウトプット速度を遅くしていませんか?:DESIGN IT! w-LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 普段、仕事をしていてもそうですし、SNSやブログに書かれた言葉をみていても感じることですが、世の中にはかなりの割合で、間違えることを恐れて、自分の意見や考えを口にすることをためらい、結果としてアウトプットが大幅に遅れたり、ひどい場合はアウトプット機会そのものを失っている人がいるのだなと思います。 間違えないことより、アウトプットを早めることそういう人に対して言いたいのは、なんで間違えることをそんなに気にするの? そもそも時間をかければ正解が出せる根拠があるの? ということです。 僕は、完璧さを求めるあまり間違いを過剰に恐れ、アウトプットが遅れてしまうくらいなら、多少、間違いがあるかもと思いつつもとにかくアウトプットを出し、その上で相手の反応を見ることのほうがよっぽど重要では

  • ロングテールと物理的制約: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 4ヶ月ぶりに東京に戻って自社サイトのアクセスログをちょっと分析してみたら、なかなかおもしろい結果をみることができました。 見事にパレートの法則(あるいは80:20の法則、パレート自身は一度もこの「80:20の法則」という表現を使っていません)の傾向を示すデータが見られたんです。 アクセスログ解析に見られたパレートの法則調べてみたのは、 ページ単位でのページビュー数検索エンジン経由での訪問時のキーフレーズの2つ。 そのいずれもが、上位20%が全体の約80%を占めるという80:20の法則を示していました。 さらに今度は上位20%だけを対象にして、そのうちの上位20%(全体の4%)が全体の20%の何%を占めているかを調べてみると、ここでも同じように上位20%(全体の4%)が全体の

  • 監視社会(せめこれ7): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先の「マーケティングも1:nのトピ-スレ型からn:nのネットワーク型へ」では、CGMやソーシャル・ブックマーク、ソーシャル・ニュースなどのWebサービスの普及により誰もが情報の発信、共有が可能になった世界においては、マーケティング的にユーザーのニーズを中央集権的にコントロールしようとする従来のやり方は通用せず、企業そのものがユーザーのコミュニティの中の会話に入り込んでいく形の「Employee Generated Media(従業員による情報生産~発信の仕組み)が今後のマーケティングにおいて大きな課題となってくるのではないでしょうか?」と書きました。 また、それとは別に、以下のエントリーでは、企業や著名人のインターネット上の悪評や炎上への対応の良し悪しについて、隠すのではな

  • マーケティングも1:nのトピ―スレ型からn:nのネットワーク型へ:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 13Hz!さんの「ネットはマーケティングをコントロール不能にする」というエントリーは、インターネット広告の流れを「信頼性」をキーワードとしてよくまとめられている好エントリーだと思います。 ユーザーニーズへのマッチング精度の向上とコントロール機能の喪失バナー広告~ターゲティングされたバナー広告~検索連動型広告~コンテンツ連動型広告(アフィリエイト)という流れの中でユーザーニーズへのマッチングを追求するマーケティングが、昭和30年代頃に電通が提示したという「戦略10訓」に代表されるような、かつてのマスマーケティングの時代から伝統的(?)に続いていた広告によるユーザーニーズのコントロールという戦略と真っ向から対立するようになったということをわかりやすく示してくれています。 そして

  • 上村愛子ブログ炎上~しかし、謝罪の上、閉鎖はせず: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 多くの大企業と比べても、よっぽどブログスフィアや現在のネットの生態系をよく理解した上での適切な判断だといえるんじゃないでしょうか? モーグルスキー日本代表、上村愛子さんのブログが炎上した。亀田興毅選手の試合について「当に感動しました」などと感想を書いたのがきっかけだ。1,500以上のきついコメントが寄せられ、「上村はひどく衝撃をうけていた」(所属事務所)が、「ファンとの接点を維持するため」(同)、ブログは閉鎖せず、カキコミもそのままにした。

  • せめて「私たちはリコール王ですが、努力してます」と発言しましょうよ。: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 これはひどい。いったい、どこが「見える化」なのだろう? トヨタのリコール台数を販売台数で割ると、欠陥車率が出てくる。これが、なんと3年連続で100%を超える勢いなのだ。つまり、売っている台数よりも、リコール届出で回収・修理しなければならない欠陥台数のほうが多いという状態が、2004年からずっと続いている。そのようなメーカーはトヨタだけで、「トヨタ=欠陥車」は定着しつつある。にもかかわらず、どれだけ修理が進んだかさえ、公表できないという。 どんなに販売台数を伸ばそうとこれでは社会的な価値を落とし続ける一方ではないだろうか? 「マスコミは広告主・トヨタに屈し、こうした単純なデータの提示さえできない」というのだから、よけいにおそろしくなります。 こういう話になると先日のエントリー

  • 可能性に関する見積もりの意図的な誤謬: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ダニエル・C・デネットは『ダーウィンの危険な思想―生命の意味と進化』の中で、可能性を考察する中で、まず論理的可能性、物理的可能性、生物的可能性、歴史的可能性という風に可能性を論じる際にフレームとなる領域を分ける必要があることを示しています。 可能性を見積もる際のフレーム論理的に可能であっても、物理的には不可能な(存在し得ない)こともありますし、物理的には可能でも生物的には可能ではない(生きていない)こともあります。 馬に羽根が生えてペガサスのように飛べるようになることは生物的可能性としてはなくはないのでしょうけど、すくなくとも歴史的可能性としてはなかったわけです。 もうすこし日常的な話に落とし込むと、私たちが仕事をしていく中でも「技術的には可能ですが、コスト的(スケジュール

  • 増えてきた「はてブする」ボタン: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 個人ブログではよく見かける、はてなブックマークやdel.icio.usへのブックマーク追加ボタン。 最近、こんなサイトでも見かけるようになりました。 ITmedia Biz.ID:http://www.itmedia.co.jp/bizid/ MarkeZine:http://markezine.jp/ 思いつかなかったけど、他にもあるのかな? 以前、メディアパブさんがDiggにニュースが掲載されるとアクセス数が伸びることの対策としてDiggへの投票ボタンをいろんなサイトがつけていることを報告してくれていて、それに対して僕も「じゃあ、日でもはてブ対策ってありなんじゃないの?」なんてエントリーを書きましたが、実際、そうなってきましたね。 はてなブックマークとかの認知度も高く

  • 循環する情報とマーケティング効果: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 そのとおりだと私も思います。 私が思うのは、「情報の収集」と「情報の発信」が等価になってきているのではないか、ということです。 単にマーケティング情報を得るということは不可能、もしくは効果がなくなってきていて、今は、情報を発信することで、それに対してフィードバックのような形で情報を得られる、という形になってきていると思います。 私は常々、より多く、より価値のある情報を発信する人のところに情報は集まってくるものだと思っています。 現在の情報社会においては、ファインダビリティが1つの課題ですが、それは昨日も書いたように、欲しいものを探す側の問題であると同時に、欲しい人に探してもらえる側の問題だと思います。 ようするに、マッチングの問題ととらえればよいでしょうか? その意味で、自

  • 「数字が残らないとWebもダメ?」: DESIGN IT! w/LOVE

    残念ながら必ずしもそうとは言えないわけで。 ネットでは、やろうと思えば全てのサイトアクセス者の 初来訪・再来訪・再再来訪・購入者・ロイヤル顧客etc というサイト訪問者のセグメントがはっきりできてしまう。 仕事でアクセスログ解析なんてやってる立場から補足しますと、少なくとも、やろうと思ったとしても全てのサイトアクセス者を把握することなんて、リファラーログだったり、クッキーだったりの制約のせいで、完璧にはっきりさせることなんてできません。 なので、購入者がいったい何回目の訪問で購入したかも明確にできない場合だって多々ありますし、ましてやロイヤル顧客なんて定義が心理的なものになるとどうにもなりません。 それに最近のAjaxによるUIなんてものが実装されてたり、RSSなどのフィード経由で閲覧してたりする人がいたりすると、結構、効果測定はハードになります。 しかも、そもそも、Webだろうとなんだろ

  • マーケティング2.0/書評: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 タイトル: マーケティング2.0 コメント: 先日、献いただいた『マーケティング2.0』を読んでみました。 自分が書かせていただいたパートはさておき、いろんな方のいろんな意見が知れてなかなかためになりました。 そして、人それぞれ独自の見方をされているものの、いまWebで起こっていることの空気感をそれぞれ同じように呼吸しているのは感じられました。 それは僕のこのブログを読んでいただいている方にもきっと伝わるものじゃないかと思いました。 例えば、シックス・アパート社代表の関さんのこんなコメントなんて、先日、僕が「不祥事の際の企業の対応にあらわれる企業の基姿勢」で書いたことと同じ視点を持っているように思いました。 ところが、ブログの世界でも、トラブルの元になったブログを消し

  • センサーとしてのクルマ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 CNETの渡辺さんのエントリーにインスパイアされて、1エントリー追加。 最近のナビの作りを見ていてるとつくづく思うのがインターフェースが車両と一体化していること。インテリアデザインとして、ナビの操作機能が周辺のボードやハンドルに組み込まれているのは珍しくない。 自動車メーカーのナビが車両と一体化されているメリットは実はそれだけではなかったりします。 実装されるのはまだ先ですが、技術的には十分視野に入っているものとして、クルマをセンサー=認識器官としてナビをその情報を伝える神経として捉えることも、クルマとナビが一体化してるからできることだったりします。 どういうことか? すこし具体的にしてみましょう。 雨が降っていたらクルマはワイパーを動かします。 渋滞していたらクルマはスピ

    s1090018
    s1090018 2006/08/07
  • 自分たち自身のメディアをどうするか: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 TOYOTAが米国で、番組関心度調査なるものを指標として、視聴者の関心を引けなかった番組にはペナルティとして追加で無料でCMを放映させる契約を NBCと結んだそうです。 ここでも見える化ということなんでしょうか? トヨタの米国におけるCM料金は膨れ上がり、ここ6年間で約37億ドル(約4300億円)に達する。そんな大金を注ぎ込んできたトヨタは、その効果に疑念を抱いている。 合理性と効率性を追求する米国だが、テレビCMに限っては「まき散らしておいて、その後は神に祈るのみ(spray and pray)」と言われるほど曖昧な世界だ。そこに、トヨタは風穴を開けようとしている。 ただし、この前提として「番組に関心が高い視聴者はその番組で流れるCMに対する関心もおのずと高くなる、と我々