秋田県内酒造会社の経営者5人でつくる「NEXT5(ネクストファイブ)」が、2月10日に秋田市のミルハスで開かれるイベントを最後に活動を休止する。代表で秋田醸造(秋田市)社長の小林忠彦さん(62)は「将来を見据えた発展的解消。メンバーそれぞれ自分たちの商売に専念していこうという思いでいる」と話している。 ネクストファイブは2010年、県内酒造業界の発展や技術交流を目的に結成。秋田醸造、新政酒造(秋田市)、栗林酒造店(美郷町)、福禄寿酒造(五城目町)、山本酒造店(八峰町)の経営者5人が、日本酒の魅力を伝えるイベントのほか、業界では前例がないとされていた複数の蔵が協力して一つの酒を造る「共同醸造」にも挑戦。