「WP-Slimstat」というWordPressプラグインに脆弱性があることが発覚した。SQLインジェクション攻撃によって暗号化されたパスワードや暗号化キーといったデータが外部から参照される危険性があるという(Ars Technica)。 問題が発見されたのはWP-Slimstat 3.9.5以下。3.9.6ではこの問題は修正されているという(Securi Blog)。 このプラグインはサイトのアクティビティやサーバーのレイテンシといった情報をレポートする統計ツール。サーバーとエンドユーザー間でのデータのやり取りを行う際、「プラグインをインストールしたタイムスタンプのMD5ハッシュ」という容易に推測できる鍵を使っていたのが問題だという。