イーロン・マスクによる買収以来、揺れ動いてきたTwitter(現在はXに改名)ですが、その内部がどのようになっていたのかはなかなか伺い知ることができません。筆者が個人的に参加しているポッドキャストbackspace.fmでは、TwitterのiOSアプリ開発に2010年から携わってきたソフトウェアエンジニアの丹羽善将(@niw)さんにその渦中の話を聞くことができました。 丹羽さんは、超有名テックブログのDaring Fireballで、世界で最も優れたiOS開発者の一人としてTwitter退社を惜しまれた人物です。 ▲Daring Fireballより 丹羽さんをゲストに迎えたエピソードは下のリンクからどうぞ。
経済産業省では、デジタル時代の人材政策に関する検討会での議論を踏まえ、「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方」を取りまとめました。 1.背景 生成AIの技術は、生産性や付加価値の向上等を通じて大きなビジネス機会を引き出すとともに、様々な社会課題の解決に資することが期待されています。生成AIの利用を通じた更なるDXの進展に向けて、本年6月から有識者で構成する「デジタル時代の人材政策に関する検討会」において、生成AIを適切かつ積極的に利用する人材・スキルの在り方について集中的に議論し、「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方」として、現時点で採るべき対応を「アジャイル」に取りまとめました。 なお、生成AI及びその利用技術は絶え間なく進展しているため、人材・スキルに与える影響について、今後とも議論を続けてまいります。 2.「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考
人生を変えたければ時間配分を変える昨日までと同じ時間配分で生きていれば、昨日までと同じ人生が永遠に続くだけです。人生を変えたければ、何よりもまず、時間配分を変えなければなりません。 世の中には、端から見ていると仕事はサクサクと済ませてしっかりと休みもとっていながら、数千万円、場合によっては数億円の収入を得ている人がいる一方で、クタクタに疲労困憊するまで働いていながら、報酬も名誉も人並み、あるいはそれ以下にしか与えられていない、という人がいます。後者のような人からすれば、どうして前者はそれほど忙しそうでもないのに、こんな成果を出せるのだろうか、と不思議に思うかも知れません。 これは問いの立て方としてスジが悪いと言わざるをえません。まったく逆で、彼らは重要な仕事だけに絞り込んで労力を集中し、他をスッパリと切り落としているからこそ、あれほどの報酬と名誉を手に入れているのです。 フォーカスを絞り込
新たに追加した項目では生成AIと分散型アイデンティティが「過度な期待」のピーク期に、メタバースは2023年版では幻滅期に ガートナージャパン株式会社 (本社:東京都港区、以下Gartner) は、「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2023年」を発表しました。 本ハイプ・サイクルでは、今後すべての企業にとって重要となる、未来志向型と捉えられるテクノロジや、トレンドとなっているキーワード40項目を取り上げています。 バイス プレジデント アナリストの鈴木 雅喜は次のように述べています。「企業の将来を左右する重要なコア・テクノロジ群がさまざまな用途や業種に広がり、そのインパクトが増大しつつあります。ChatGPTなどの生成AIを取ってみても、近年まれに見る大きなうねりを市場に生み出し、社会が大きく変化し始めています。デジタル化やイノベーションを推進するテクノロジ・イ
IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > オピニオン > 架け橋 by CIO Lounge > 情報システム部門を「DX部門」に変革するための処方箋 オピニオン オピニオン記事一覧へ [架け橋 by CIO Lounge] 情報システム部門を「DX部門」に変革するための処方箋 古野電気 IT部長 峯川和久氏 2023年8月8日(火)CIO Lounge リスト 日本を代表する百戦錬磨のCIO/ITリーダー達が、一線を退いてもなお経営とITのあるべき姿に思いを馳せ、現役の経営陣や情報システム部門の悩み事を聞き、ディスカッションし、アドバイスを贈る──「CIO Lounge」はそんな腕利きの諸氏が集まるコミュニティである。本連載では、「企業の経営者とCIO/情報システム部門の架け橋」、そして「ユーザー企業とベンダー企業の架け橋」となる知見・助言をリレーコラム形式でお届けする。今
なぜ私たちはいつも締め切りに追われるのか──そんなタイトルの論文がX(元Twitter)上で話題になっている。筆者は、日本のAI研究の第一人者である東京大学の松尾豊教授。そんな松尾教授が産業技術総合研究所の研究員だった頃に書いた研究報告だ。 内容はタイトルにあるように、研究者がいつも締め切りに追われる理由を探るというもの。序論では「余裕をもって早くやらないといけないのは分かっている。毎回反省するのに、今回もまた締め切りぎりぎりになる。なぜできないのだろうか? われわれはあほなのだろうか?」と言及。研究者が創造的な仕事をするために、締め切りがいかに重要な要素になっているか解析するとしている。 研究者の精神的ゆとりの単位「ネルー値」 論文では、研究者の精神的ゆとりを表す単位「ネルー値」を提案。1ネルー=「今日、このまま寝てしまっても締め切りなどに影響がない状態」であり、「n日寝てしまっても締め
2023年5月23日、Barracudaは同社のEメールゲートウェイ「Barracuda Email Security Gateway(ESG)」のゼロデイ脆弱性(CVE-2023-2868)が2022年10月の時点で悪用されており、その調査のためにMandiantに支援を依頼したことを発表しました。Mandiantは調査を通じて、中国との関連が疑われる攻撃者を特定しました。この攻撃者は、現在UNC4841として追跡されており、世界中のさまざまな地域および業界にまたがるスパイ活動の初期侵入経路としてBarracuda ESGアプライアンスのサブセットをターゲットにしています。Mandiantは、中華人民共和国を支援するこの広範な攻撃キャンペーン活動の背後にいるのはUNC4841であると、高い確信を持って評価しています。 UNC4841は、早ければ2022年10月10日から、CVE-2023
内閣サイバーセキュリティセンターのメールのシステムが不正アクセスを受けた問題で、このシステムは中国を支援するハッカー集団にサイバー攻撃を受けたとされるアメリカの企業のものであることが関係者への取材でわかりました。ハッカー集団は、センターが不正アクセスを受けた同じ時期に世界中の政府機関などに導入されているこのシステムをターゲットに攻撃を行ったと見られていて、政府は関連を調べています。 内閣サイバーセキュリティセンターはことし6月、メールのシステムに不正アクセスの痕跡がみつかり、去年10月上旬からことし6月中旬までの間に送受信した電子メールのアドレスなど個人情報を含むデータの一部が漏えいした可能性があると、4日発表しました。 関係者によりますと、このシステムは過去に中国を支援するハッカー集団に攻撃を受けたアメリカの会社から提供を受けたものであることがわかりました。 セキュリティー会社「マンディ
米CISA、Barracuda製ESGアプライアンス狙った攻撃で使用されたバックドア「SUBMARINE」について注意喚起(CVE-2023-2868) Barracuda(バラクーダ)製Email Security Gateway(ESG)アプライアンスにおける脆弱性CVE-2023-2868を悪用した攻撃で使われたバックドア「SUBMARINE」に関する分析レポートを、米CISAが公開。CVE-2023-2868はリモートコマンド実行の脆弱性で、遅くとも2022年10月から中国との関連が疑われるグループUNC4841によってゼロデイとして悪用されていたとされる。 関連記事: ・ゼロデイ欠陥の利用によりBarracuda Email Security Gateway(ESG)がハッキングされる(CVE-2023-2868) ・Barracuda製ESGアプライアンスのゼロデイ利用したハッ
こんにちは。WorkTech研究所の友部です。 以前、ChatGPTを使って人事でどんなことができそうか、について、こちらのnoteに書かせいただきました。 その後、2023年7月にリリースされた「Code Interpreter」という機能がリリースされました。ネーミング的にも、エンジニアとか技術系の人しか関係ない機能なのでは、という風にも見えますが、人事の方でも十分活用することができる機能です。この機能を使うと、人事データを使った分析が、データアナリティクスに詳しくなくても、統計学に明るくなくても、人事にいるひと誰もができてしまいます。そして使い方次第では、私のように人事でデータ分析を生業としているような人が淘汰されるのではないか、という危機感を覚えるくらい、素晴らしい機能です。 今回は、ChatGPTの「Code Interpreter」という機能を使って、人事データの分析がどのよう
Amazon Web Services ブログ 新着情報 – パブリック IPv4 アドレスの利用に対する新しい料金体系を発表 / Amazon VPC IP Address Manager が Public IP Insights の提供を開始 AWS は、パブリック IPv4 アドレスの利用に対して新しい料金体系を導入します。2024 年 2 月 1 日より、特定のサービスに割り当てられているかどうかに関わらず、すべてのパブリック IPv4 アドレスの利用に対して 1 IP アドレスあたり 0.005 USD/時間 が課金されます(アカウントに払い出されているものの、 どの EC2 インスタンスにも割り当てられていないパブリック IPv4 アドレスに関しては、すでに課金が適用されています)。 パブリック IPv4 アドレスの新しい料金体系 IPv4 アドレスはますます希少な資源となって
Power Platform による、企業で有用なアプリのサンプルを無償提供しています。 本アプリは、日本マイクロソフトの社員有志により作成・公開しています。 こちらのアプリは Power Platform の Premium 機能を利用しています。 また、アプリは無償でダウンロードが可能です。 アプリについて 以下のリンクからソースをダウンロードし、フォルダ内の手順書に従ってインストール、ご利用をお願いします。 また、アプリご利用の際には Premium ライセンスが必要となります。 評価環境について アプリサンプルを Power Platform の評価環境でお試しされたい場合、以下の手順書または動画をご参考に評価環境を作成してください。 Power Platform (Power Apps, Power Automate) のお試し環境を準備しよう(手順書) Power Platfo
クラウドサービス(SaaS)の情報開示とその情報の収集や利用に関する実態調査の結果を公開 コロナ禍以降クラウドサービス(SaaS)の利用が増加しています。しかし、SaaSの選定時にセキュリティリスクの検討やセキュリティが対策を十分考慮されずに導入されたり、運用時の確認や設定変更がされずに脆弱性が放置されたりすることでサプライチェーンのセキュリティリスクが高まっています。さらに、SaaSの活用に係る多くのインシデントが報告されており、利用者が多いことから影響の拡大が深刻になっています。 このような状況に対して、ガイドラインの発行、見直しや認証制度等様々な政策・取組が行われています。IPAでは2021年度にまつわるSaaSのサプライチェーンのインシデントや脆弱性情報の収集と分析および有識者インタビューにより脅威、リスク、今後の課題などを明らかにしました。その結果「SaaS事業者は、個人情報の保
東京・乃木坂から、「真面目に楽しく」をキーワードにした教育でビジネスパーソンを支援する株式会社ヒップスターゲートの主催イベントに、組織マネジメントの専門家で『遊ばせる技術 チームの成果をワンランク上げる仕組み』 の著者である神谷俊氏が登壇。「社員の自律を促す『新・マネジメント術』とは?」をテーマに、子どもから学べる自律レベルを高めるヒントや、刺激も挑戦も「ちょうどいい」がポイントになることなどを語りました。 子どもに学ぶ、自律レベルを高めるヒント 神谷俊氏(以下、神谷):では、どうやって自律レベルを高めていけばいいのか。セルフマネジメントからセルフリーダーシップに展開していけばいいのか。 ポイントは「遊び」です。先ほど高い自律レベルは遊んでいる状態に近いという話をしました。子どもたちが遊んでいる様子を見ると、自律レベルを高めるヒントが見えてきます。 例えば赤ちゃん。ハイハイしている赤ちゃん
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