不気味な笑顔を浮かべる一人の若い女が、男児の左右の耳を掴んで持ち上げる。痛みに顔をゆがめる男児の足は、床から完全に浮いている……。そんな幼児虐待の画像が、中国版Twitter「微博」にアップされた。 ほかにも同アカウントには、「言うことを聞かなかった結果」として、ゴミ箱に投げ込まれた園児や、口をビニールテープで塞がれた園児の写真が多数アップされており、幼児虐待として問題となっている。また、教室内の写真にはなぜかビールや紹興酒の空き瓶も写っていた。 いじめや暴力など、センセーショナルな画像や動画には慣れっこのはずの中国ネット市民だが、これにはすぐさま大きな反応を見せた。中国ネット民お得意の人肉検索により、微博は、浙江省温嶺市の幼稚園で働く女教師のアカウントであると特定されたのだった。写真は女や女の同僚が園内で撮影したもので、被害児童は同園の園児だということも判明した。 その後、幼稚園に殺到し
先日家族史関連の与太話を書いたおり、古代や中世にも家族はあったみたいな反論を貰うかなとは予想していた。だって奈良時代に戸籍があるじゃないのとか、貴族や名家には父母がいるではないかみたいな。古代の戸籍についてはその実態を調べてもらえば問題の所在がわかるだろうからそれはさておき、古代や中世でも父母と暮らして云々というあたりはちょっと補足というか与太話の延長をしてみたい。 単純な話、古代や中世の「母」が子供を育てていたかということだ。いうまでもなく、乳母(めのと)が育てていた。母乳を与える女がやってきて育てるのである。女性が母乳を出せるのは実の子を産んだ期間に限られることからわかるように、乳母は自分の赤ん坊も一緒につれてくることがある。するとどうなるかだが、乳兄弟というのができる。また、乳母は女ではあるがそのまわりの世話役の男なんかも付いてくることもある。 こういう貴族や名家に乳母をほいほいと手
脳は美をどう感じるか―アートの脳科学 (ちくま新書) 作者: 川畑秀明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/10メディア: 新書購入: 10人 クリック: 198回この商品を含むブログ (7件) を見る 美術の見方を通じて脳の働きを見る本。布施英利が『電脳美学』なんかで少しこういうことを言いつつ、なまじ文芸的な素質があったもんで、なんかどこかで蟄居して変な方向にいってしまったのは残念だった。だからそれを新しい成果にもとづいてきちんとやってくれるのは大歓迎。 ぼくは前から、美術というのは基本的に脳の働きについての実験だと主張しているので、本書のアプローチはとても馴染む。とてもおもしろくさらさらっと読んだ。それだけに……ちょっと物足りない。美術の発達と脳の発達、イディオサヴァンみたいな話。うん、一通りある。ぼくとしては、アートと進化の話は知らないネタでおもしろかった。 でも、新書だか
202402 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 » 202404 どうも、「ディズニーキャラを描いただけで突然巨額の賠償金を請求されて潰される」という都市伝説がいまだにはびこっているようですね。おそらく、日本だけの都市伝説かと思われます。検索すれば普通に山ほどディズニーキャラのファンアートが出てくると思うのですが。 Sailor Disney by *manony on deviantART ディズニープリンセスファンアートでお気に入りのものです!良くないですか(笑) もちろん、これでどうにかなったという話も聞かないどころか、こうやって平然と存在します。 (何度かこのblogでも書いていますが)「ディズニーはヤバイ」なんて話はちょくちょく耳にしたので、今
筆者は以前、東京大学で自治会活動に携わっていたことがある。その活動に関して、ある方から取材を受け、JBpressに記事が掲載された。そこで初めてJBpressというメディアを知ったのだが、日本の地方交通システムを独自に研究している筆者にとって、地方都市にフォーカスを当てて、地方活性化を応援している点が大いに関心を引いた。 筆者の国籍は中国だが、生まれも育ちも日本である。子どもの頃から鉄道やバスが大好きで、趣味が高じて、日本各地に行っては実際に現地の公共交通機関を利用し、そのあり方を考えるようになった。 日本の個々の交通システムは世界に見ても比較的完成度が高い。だが、経済合理性の観点から見ると、「こうしたらいいのに」と思うような不合理な点も数多くある。また、地方の交通機関については、ユーザーの視点が欠落していると思われることが往々にしてあり、利便性向上の余地は大きい。例えば、私が見る限り、鉄
「今回獲得できなければ、出版社が著作隣接権を有することはできないだろう。これが最後のチャンス。もう二度とこんな機会はこない」 ある出版関係者がそう話す「最後のチャンス」というのが、中川正春衆院議員が座長を務める「印刷文化・電子文化の基盤整備勉強会」、通称・中川勉強会が今年6月に発表した「中間まとめ」に記載されている著作権法改正についてである。それによると、「出版者に対して著作隣接権(「(仮称)出版物に関する権利」)を速やかに設定することが妥当」との結論を経て、早ければ来年の通常国会で、議員立法による著作権法改正に臨むとしている。さらに、超党派の議員で結成され、『国民の生活が第一』代表代行の山岡賢次氏が会長を務める『活字文化議員連盟』もこれに賛同する声明を発表した。 なぜ、いま出版社は躍起になって、出版界版著作隣接権(本記事では以後、著作隣接権とする)の獲得を目指しているのか? この事態の発
The Atlanticによれば、近い将来、「特定の人物のみに感染するインフルエンザウイルス」といったものが簡単に作れるようになるという(The Atlantic、本家/.)。 現在、DNA解析に必要なマイクロアレイスキャナ、質量分析計、遺伝子シーケンサーなどの機器は100万ドル以上の費用がかかるが、そう遠くないうちにeBayで10,000ドル以内で落とせるようになるだろうとしている。記事では、2015年にはDNA解析技術の向上により、特定の人物の末期がんを直すことのできる遺伝子治療が実現、ウイルス学者たちはカスタマイズされた治療手法をクラウド上で共有する時代が来るだろうとも予想している。こうした技術を応用すれば、講演会などでウイルスを流すだけで特定の人物だけを暗殺できるウイルスが作れるようになるとしている。 このようなウイルスはまだ実現されていないが、シークレット・サービスなどの著者とし
ILSVRC'12のHintonらの結果に対するざわつきを雑にまとめました タイトルで損してる言われたのでタイトルを雑に直しました
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