音楽プロデューサー牧村憲一、マスヤマコムによる「良質の音楽を届ける」ことを目的とした音楽制作プロジェクト「music is music」。 こちらで定期的に行われているレクチャーシリーズに、本サイトでもおなじみ細馬宏通さんが登壇されました。 今回のお題はズバリ「デヴィッド・ボウイ論」。 彼の初期の名曲である『STARMAN』と『Life on Mars?』の2曲を取り上げ、摩訶不思議な歌詞の世界をひもときます。 これまでなんとなく曲を聴き流していたという人も、この解釈を知ると、曲の印象がガラリと変わるかもしれません。 今日は90分間デヴィッド・ボウイの話をしようと思って来ました。 僕は割と1曲をネチネチと考えるタイプなので、デヴィッド・ボウイの人生などの話にはならないかと思います。少なくとも2曲分の解説をやろうと思っていて、ひとつは『STARMAN』、もうひとつは『Life on Mars